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2007年11月

2007年11月28日 (水)

トヨタシンポジウム

25日、豊田市産業文化センターで開催された第24回トヨタシンポジウムには102名が参加。ここにはトヨタの下請けで働くベトナム人研修生も4名参加しました。彼らは会社の不正で帰国させられそうになりましたが、愛労連の交渉で新しい仕事先を確保。今は元気に働いています。最賃の引き上げで「11月から時給も20円上がった」と言っていました。

講演は横浜国大の萩原先生。新自由主義による規制緩和・構造改革の中でトヨタの果たしてきた役割をはっきりさせました。特別報告ではトヨタの職場の実態、下山につくるテストコースの問題点、東京大気公害裁判勝利和解報告など。会場からも下請け企業の7割が赤字、増え続ける就学援助、トヨタ内野過労死裁判の報告など充実した報告が続きました。

24 なかでもトヨタ下請け企業で働くKさんの話は実態を浮き彫りに。「元請け企業からは年2回単価引き下げの電話が入る。今年は1.8%が2回。一年で4%もの単価引き下げになる。会社には正社員は私一人になった。後は全員パートで、60歳を越した人ばかり。若い人は入らない。私も退職させられそうだが、何年か後には、この技術を継ぐ人もいなくなる」

ここでの報告をまとめて2月11日のトヨタ総行動でトヨタ各社に要求を提出します。

また内野裁判は11月30日に判決です。トヨタでの「自主」活動というサービス残業を裁判所が断罪できるか、これも注目されています。

2007年11月21日 (水)

労働委員の公正任命を

071121 愛知県労働委員会の第39期労働者委員が12月1日に任命されます。9期18年間続いた「連合愛知」独占の変更任命を改めるよう神田県知事にむけた団体署名(414団体)を提出しました。

要請を前に本日、朝8時より愛知県庁前で宣伝を行いました。

2007年11月20日 (火)

トヨタの品格

トヨタ問題の研究者である愛知労働問題研究所の伊藤欽次副所長の書き下ろし。前著「あなたの知らないトヨタ」(学習の友社)に続く第二弾。25日のトヨタシンポジウムでお披露目される。

PhotoThe Dignity of Toyota Omtor Corp

「トヨタの品格」(洋泉社) 952円+税

「猫も杓子もとばかりにトヨタ生産方式は世界中に広まり、「最強にして最良」と礼賛一色の状況が続いているトヨタ。だが、完全無欠と思われたトヨタの「綻び」が次々と表面化している。止まらないリコール、明るみに出る偽装請負、頻発する労災訴訟・・・・・」

愛労連のブログでも告発してきた数々の問題点もこの本で紹介されている。トヨタ礼賛本の並ぶ書店だが最近経済誌を中心に批判的な記事も目につくようになってきた。さてこの本がどれだけ積まれるだろうか。

2007年11月19日 (月)

防衛省疑惑解明を

0711163 11月16日、愛労連の25地域労連が秋の総行動を行いました。県下約200駅では早朝宣伝。ちょうど防衛省の守屋元事務次官が国会で証人喚問された直後でしたのでチラシ(資料・記事参照)に関心。庶民がまじめに働いてコツコツ納めた税金を食い物にする政治家・官僚・企業の癒着は許せません。

福田首相が「上げない」と言っている消費税ですが自民党内部からは「上げないでできるはずがない」と反論が相次いでいます。これを後押ししているのが御手洗経団連会長です。トヨタの奥田会長も名古屋での集まりで引き上げを強調していました。先の福田・小沢会談でも消費税については同じ認識を確認したと言われています。

071116 昼休みにはJR名古屋駅西口で国鉄闘争の座り込みを行いました。写真は国鉄分割民営化で解雇され20年間闘っている全動労争議団の工藤さん。

2007年11月 9日 (金)

INAXメンテナンスは中労委命令に従え

071109_3 愛労連と建交労は本日、INAXの100%子会社である(株)INAXメンテナンスに対し中労委命令に従って、労働組合との団体交渉に誠実に応ずるよう要請しました。

INAXメンテナンスでは受付の前で一時間半も立ち話という対応。決して中に入れようとしません。経営管理部担当部長の尾美茂氏は「失礼だとは思いますが」と言いつつ「(INAX)社の方針ですから」と繰り返すばかりで話になりません。大阪府労委に続き中労委でも不当労働行為を断罪され、「労働組合との交渉に誠実に応じろ」と命令されたにもかかわらず、全く不誠実な対応に終始しました。

「受付の前で立ち話をするのがINAXの誠実な対応か」「INAXはいつもこういう対応をするのか」というと尾美部長は「時と場合による」「暴力団とかやくざとか、取引のない会社の方が来た場合とか・・・」。全く失礼な対応です。

中労委の命令は労働組合法に定められた一種の「行政命令」です。0119_2 法27条の12により命令は公布の日から効力を発揮します。愛労連と建交労はINAXメンテナンスに対して、法律を守るよう強く要請しました。

その後INAX本社(常滑市)にも要請。対応した岩田総務課長はINAXが100%出資する完全子会社であるにも関わらず「子会社が判断することでINAXは関係ない」という態度でした。彼はこれまでの要請と同じく名刺すら出しません。子会社が2度も不法行為を認定されたのに親会社が「関係ない」で済まされるでしょうか。

※INAX(イナックス)の子会社と業務委託契約を結んで修理業務に従事する委託労働者が、「個人事業主だとして会社が団体交渉に応じないのは不当労働行為」と訴えていた事件で、中央労働委員会は一日までに、「労働組合法上の労働者である」と認め、会社側に団体交渉に応じるよう命令しました。

 

2007年11月 8日 (木)

トヨタシンポジウム24

24_3 9月の中間決算で「トヨタ、純利益21%増」(日経)となった。アジアでの販売が好調、円安などの要因もあるが、原材料高が続くなかでも原価低減をつづけることで利益を上げている。

「日本一元気」と言われる愛知県だが下請けの中小企業は軒並み赤字。北海道・沖縄から期間工・派遣・請負労働者が集まってきている。あちこちに派遣会社の寮が建つが、一度クビになれば寝場所すら失う。県内1300人と言われるネットカフェ難民の多くが西三河に集中する。

全国で外国人労働者が一番多いのも愛知県だ。その大半は派遣・請負労働者でさまざまな問題が起きている。昨年労災死亡事故を起こしたTIMSは今夏、労働組合をつくった外国人を解雇した。さらに外国人研修・実習生も2万人近くとなり、事件が多発している。

このようなトヨタの実相にせまるシンポジウムを開催する。

第24回トヨタシンポジウム(資料・記事)
07年11月25日(日) 10時~
豊田産業文化センター
豊田市小坂本町1 
講演「新自由主義と日本の行方」
萩原伸次郎(横浜国立大学教授)

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