トヨタシンポジウム24
9月の中間決算で「トヨタ、純利益21%増」(日経)となった。アジアでの販売が好調、円安などの要因もあるが、原材料高が続くなかでも原価低減をつづけることで利益を上げている。
「日本一元気」と言われる愛知県だが下請けの中小企業は軒並み赤字。北海道・沖縄から期間工・派遣・請負労働者が集まってきている。あちこちに派遣会社の寮が建つが、一度クビになれば寝場所すら失う。県内1300人と言われるネットカフェ難民の多くが西三河に集中する。
全国で外国人労働者が一番多いのも愛知県だ。その大半は派遣・請負労働者でさまざまな問題が起きている。昨年労災死亡事故を起こしたTIMSは今夏、労働組合をつくった外国人を解雇した。さらに外国人研修・実習生も2万人近くとなり、事件が多発している。
このようなトヨタの実相にせまるシンポジウムを開催する。
第24回トヨタシンポジウム(資料・記事)
07年11月25日(日) 10時~
豊田産業文化センター
豊田市小坂本町1
講演「新自由主義と日本の行方」
萩原伸次郎(横浜国立大学教授)
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