日雇い派遣は禁止に
23日、労働会館で「働くものの貧困打開をめざすシンポジウム」が開催されました。
龍谷大学の脇田滋先生の講演のあと、東海労弁の樽井弁護士、IMIUあいち支部の大平さんが加わってシンポジウム。
脇田先生は派遣法の制定から改定がされてきた経過と、問題点を述べた後「日雇い・登録型派遣の禁止」などを提起しました。
JMIUでは200人ものブラジル人が組合に加入したが、その大半が派遣契約です。会場からは「同じ会社なのに部署が変わるたびに雇用期間がリセットされる」など派遣で働く青年からの実態報告。また他の派遣労働者は仕事でケガ、休むとクビ、クビになると日雇い、パワハラのなか無理して働ていうるうちにメンタルな病気になってしまったといいます。一度「転落」したら、とことん落ちていくのが派遣、登録型派遣、日雇い派遣の実態です。
また名古屋介護福祉労組からも登録ヘルパーの実態を報告。「登録型」という点では派遣労働者と変わりません。さらに、訪問のための交通時間が賃金に含まれず、細切れになると実際は最低賃金にも届きません。
会場いっぱいの参加者で、ワーキングプアをなくすことが、いま緊急の課題だと言うことをアピールする集会になりました。
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中国人を時給\400で酷使する工場を
商工会議所が表彰!
投稿: 刈谷市民 | 2008年3月29日 (土) 20時31分
研修生支援のブログにもありますが、この間20件以上の相談が入っています。
個別企業だけでなく受け入れ組合、送り出しの派遣局もつかまえて、告発していくことが必要です。
ぜひ、情報をお願いします
投稿: 愛ローレン | 2008年3月30日 (日) 11時09分