集団自決は日本軍の強制
3月28日大江健三郎の「沖縄ノート」裁判が勝訴しました。
愛知ではこの判決の二日前、「第21回市民と言論シンポジウム」を開催しました。
シンポのテーマは「沖縄戦における集団自決と教科書検定」。文科省から検定の根拠とされた関東学院の林先生をシンポジストに講演と討論。林先生は「集団自決は軍の関与・命令である」ことを実証し、教科書検定がどのようにしてこれをねじ曲げたか話してくれました。
「執筆者は缶詰にされ、2時間以内に修正を申告しなければならない」「持ち帰って資料を調べ直すこともできない」「そのうえ、そこでの修正が再度不合格なら本全体が出版できなくなる」なかで調査官の言いなりにならざるを得ないような検定の実態を告発しました。
参加した沖縄関係者は「軍の命令がなかったなんて言うのはどんな先生かと思ってきたが、そうではなくて良かった」と話されました。
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