トヨタ下請けと外国人労働者
中日新聞と朝日新聞が同時にトヨタ下請け問題を特集しています。
中日新聞「結いの心 市場原理と企業」第2弾は「トヨタの足下」。CCC21から始まった下請け単価の一方的な切り下げが何をもたらしたか。下請け企業の生の悲鳴を紹介しています。
朝日新聞「トヨタ新時代 働く場の模索」はトヨタの下請けにひろがる外国人研修生、期 間工、海外生産の問題と正社員の超過密労働を紹介している。内野過労死裁判で勝った内野博子さんの声も紹介している。
この間、朝日、中日以外にも新聞各社、週刊経済誌各社が愛労連に取材にきている。私たちがトヨタシンポジウムやトヨタ総行動で訴えてきたことが、さらにリアルに紹介されている。
愛労連は14,15の両日県内の業界団体を訪問し下請け2法遵守のリーフを配布している。公正取引委員会からも立派なパンフレットを多数いただき、これも使わせてもらっている。実態調査には原油・原材料の値上げと下請け単価引き下げに苦しむ業界の声が聞かれる。また団体役員からは「中小企業もたいへんだけど、労働者もたいへんだねえ。ワーキングプアは問題だよ」など逆に激励の声もかけられています。
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