届け被爆者の声
被爆者援護、核兵器即時廃絶をうったえる平和行進が31日から愛知県に入っています。平和行進は今年で50回目となりました。高齢となりさいごの命をかけた被爆者集団訴訟が各地で国を敗訴に追い込み、認定基準の全面的な改定が求められています。
5日には愛労連や愛高教などの代表が東京からの通し行進者と一緒に愛知県と名古屋市に表敬訪問しました。県も市もまったく消極的で、静岡県やこれまでの市町村との違いに通し行進者が驚いていました。
国会前では3日から被爆者の座り込みが行われてきました。5日に厚生労働省は仙台、大阪高裁で上告を断念することを決めました。しかし名古屋高裁ではどうするかまだ決まっていません。被爆者のみなさんは原告全員の認定、これまでの認定基準の全面改定を求めています。
また、4月、名古屋高裁ではイラクへの派兵を違憲とする判決が下され、確定しています。平和行進のなかでも自衛隊のイラクからの撤退、憲法九条を守れと訴えています。
明日6日は名古屋集中行進です。
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