ワーキングプアシンポ
昨日、県弁護士会主催のシンポジウム「働いているのにどうして食べていけないの?ワーキング・プアを考える」が愛知大学で開催されました。
350人の会場がほぼいっぱいになるほどの盛況でした。日テレで「ネットカフェ難民」を企画した水島さんがビデオを含めて講演。その後ベトナム人研修生、日雇い派遣で働く若い夫婦、7年も日本ガイシに派遣され、一方的な契約打ち切りを跳ね返した全国一般のHさんが実態を報告しました。
パネルディスカッションでは連合愛知のH氏が取り組みと派遣法改正の決意、ふれあいユニオンのSさんが派遣の実体験と組合の取り組みを紹介。北海学園の小宮先生は海外の派遣の実態を紹介し、安全衛生教育・職業教育の全くされない日雇いと登録型派遣の禁止が必要なことを述べられました。
弁護士の樽井先生は派遣先責任についても厳しくすることなどを求めました。県弁護士会も登録型派遣廃止など抜本的な見直しを求める会長声明を発表しています。
盛りだくさんの企画でしたが、時間いっぱいまで討論が続き、とても充実したシンポでした。
« 日雇い派遣禁止で攻防 | トップページ | 「ニートも捨てたもんじゃない」(麻生太郎) »
コメント