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2008年12月28日 (日)

越冬に米200㌔をカンパ

2_2 名古屋では今日から第34回越冬闘争が始まりました。会場は名古屋でもっとも高いミッドランド(トヨタ名駅ビル)のすぐ下の西柳公園(通称オケラ公園)。まさにトヨタの足元で「生き残って再び会おう」、「仕事をさせろ」「仕事のできない人には生活を保障せよ」と声をあげました。

会場のすぐ向こうのミッドランドは年末で窓にはツリーの形で照明が残してありました。14兆円の内部留保でつくられたビルから見下ろす下界はさぞかし下に見えるのでしょうね。

突入集会では笹島診療所のFさん、笹日労のIさん、また炊き出しや生活相談、笹島診療所から医療の相談、船見寮(名古屋市の一時宿泊施設)の入居案内など実行委員会からの報告のあと、各団体からあいさつ。愛労連もお米を200㌔と使い捨てカイロをカンパ。お米を運んできてくれた米屋の太田さん(革新市政の会予定候補)と一緒に紹介を受けました。太田さんは笹日労のO委員長から「いつも九の市で名張毒葡萄酒事件の宣伝やっとル人」と声をかけられました。

集会のあとの炊き出しには長い列ができました。実行委員会のメンバーはこのあと「夜回り」にでかけ、公園やビルの下で寝ているホームレスに声をかけ、この場所を教えたり困っていることを聞きます。ほんとうに頭のさがる活動です。

元々日雇い労働者の年末野宿を支援する取り組みでしたが、今年は派遣切りでホームレスになる若者が多いと言うことで全体的に人数も増えているとのこと。ただし、この会場ではそれほど若者は多くありませんでした。と、いうのも名古屋の人でもこの場所がわからないというところ。ましてや県外からの出稼ぎ派遣の人がここまでこれるかがわかりません。まず住むところということで名城シェルターの方には「派遣切りの青年が10人ほどいた」とK記者がいっていましたが。

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コメント

坂本総務政務官が総務省の仕事始めの挨拶で、東京派遣村の住民に対し「まじめに働こうとしている人なのか?」という趣旨の発言があったようです。

私も昨年からの一連の報道を見て同様の感想を持った一人です。

もちろん、本当に切羽詰った人たちも大勢いるのでしょうが、支援者に甘え、自己責任を社会に転嫁してヤル気の無さがミエミエの人の姿も見え隠れしていたように思います。

愛労連さんでも、何が何でも支援するというのではなく、この辺りの選別も必要なのではないでしょうか?

コメントありがとうございます。
ご指摘のように見える方もいるのかもしれませんが、愛労連として選別することはできないと思います。実際に会場で会って話をしてみた中ではそういう方はいませんでした。
越冬実行委員会では「この公園内ではお酒をのまないこと」と呼びかけ、参加者も守っているようでした。周辺の掃除などもきちんとされており、みんなでルールをまもることが約束されていました。

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