2.11トヨタ総行動で「中小下請け企業の雇用をまもれ」
トヨタが2-4月の国内生産を半減する方針を明らかにしました。トヨタは正社員の雇用を守るとはしていますが、トヨタの正社員を〝応援〟として受け入れているトヨタ車体では期間工の玉突き解雇が行われていると期間工の方が話していました。
トヨタに責任を持たせることは当然ですが、さらに重要なのは中小下請け対策です。これまでの不況では中小企業が雇用の受け皿になってきました。しかし2000年以後のコストカットにより、トヨタ下請けでは全く余力を残していません。「おかしん総研」の調査によれば100人以下の中小企業では、この10年間売り上げは毎年のように伸びてきましたが、利益が伸びたのは2年足らず。ほとんどが減益でした。そのため売り上げの伸びを派遣などの非正規雇用に頼らざるをえなかったのです。
さらに中小企業が恐れているのは、トヨタからさらなる単価引き下げを要求されることです。単価引き下げを経営上の問題とあげた方は前回調査の2倍近く増えていました。12月に単価引き下げを言われた企業もあり全く許し難い状況です。
愛労連は2月11日、トヨタ総行動を行います。トヨタの労働者は残業がなくなり、もともと低い基本給を引き上げる要求をだすことは当然です。愛労連はさらに非正規雇用を守ることと下請け単価引き下げをしないことを要求します。
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よその国なら大規模な不買運動に発展しそうですね。
公園や路上でトヨタ車を叩き壊す、火をつけるetc
さすがに日本ではできませんが・・・・。
投稿: | 2009年1月17日 (土) 12時38分