反貧困・駆け込み相談に128人
愛知派遣村実行委員会の駆け込み相談が無事終了しました。(記事は中日3/22西三河版)
今日も55(※訂正)人の相談者が訪れ、計128人(※)の相談を受けました。二日間の相談で明日以降生活保護の申請に53名が行く予定です。
今日の相談者では、日系ブラジル人が今日中に派遣寮を追い出されるという相談もありました。5万円もの寮費を払っており、借家法を主張しようということになりました。派遣会社の担当者が夕方くるというので、相談員もついていって交渉することになりました。
労働相談と生活保護、住宅の確保や貸付金の手配、さらには多重債務や医療相談がもうけられました。相談者の中には1時間から3時間もかかって、各コーナーを回り解決にむけた相談をされた方もいます。相談者からは「ここにきて良かった」と言う声が聞かれました。
「ワンストップでの総合相談」が必要なことを行政に示すという実行委員会の目的もここにありました。
二日間で100人以上の相談員、160人以上のボランティアなど多くの方が駆け込み相談に関わりました。副実行委員長の水谷さん(司法書士)は「なかでも相談者につきそう経験は今後の運動にも大きな力になると思う」とおっしゃっていました。
明日からは岡崎市はじめ近隣市への保護申請が始まります。スムーズに受理されるよう、ここにも法律関係者やボランティアが付き添うことになっています。
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» 3月21日「反貧困・駆け込み相談会」 [酒井徹の日々改善]
3月21日と22日の2日間、
「愛知派遣村実行委員会」は東岡崎駅前・岡ビル3階で
「反貧困・駆け込み相談会」を開催した。
以前から愛知で「派遣村」運動をと
全国から期待の声が上がっていたのであるが、
多くの運動体が集まる名古屋でではなく、
あえて派遣切りの「震源地」たる三河地域で
開催することが特に求められてきた。
相談には名古屋ふれあいユニオンからも
4人がボランティアでスタッフとして参加した。
特に、
トヨタ系のフタバ産業やアンデンなどで闘う
派遣・「請負」労働者たち... [続きを読む]
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