中村区役所に行列
一時期おさまったかに見えた「派遣切り」ですが、瀬戸市にある東芝の工場では100人もの派遣切りが行われ、25人がJMIUに加入して交渉を行うことにしました。
年明けから毎日100人もの方が生活保護の相談に訪れた名古屋市中村区役所では、名古屋市以外でも住居の無い方への保護申請ができるようになり、6月以後は少し減っていました。しかし8月から失業保険の切れる方が増えてくる中、「失業保険がきれても仕事が見つからない」と保護の相談に来るようになっています。(←赤旗9/30)
市民でつくるボランティアの「おにぎりの会」は年明けから毎日炊き出しを行い、おにぎりと味噌汁を配っています。中村区役所をL字型に囲んで毎日100人以上の方に提供しています。
愛知県では3月、4月に昨年の3倍以上の方が新規に失業保険の給付を受けています。派遣切りされた方の多くは90日か延長されても120日の給付期間しかないため、秋には失業保険の切れる方が何万人にもなります。すでに各市役所の生活保護は満杯状況で名古屋市のケースワーカーには国の基準の80件どころか200件ものケースを持っているひともでています。
国と自治体は失業保険切れの実態を確認し、生活保護以外にもセーフティネットをつくることが急務となっています。愛労連はハローワークでの聞き取りを行い、国に要望を出していく計画を相談しています。
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