愛労連

外国人支援

ブログ労働相談110

  • 労働相談110
    解雇、サービス残業、派遣・請負、パート・バイト・・・労働相談110には毎日いろんな相談がまいこんできます。

労働相談

無料ブログはココログ

« トヨタに「利益より安全を」要請 | トップページ | トヨタ総行動に1000人 »

2010年2月 9日 (火)

単価引き下げやめよ トヨタに要請

10

リコール問題で大揺れのトヨタに8日、愛労連などトヨタ総行動実行委員会は、トヨタとグループ5社に「利益より安全優先を」「部品単価30%引き下げをやめよ」など要請を行いました。

トヨタでには愛労連のほか、愛商連の吉田会長、日本共産党のもとむら伸子さんが参加し、「今でも下請の廃業が相次いでいる」など説明しました。

トヨタ本社では具体的な受け答えはありませんでしたが、グループ各社に「トヨタからの単価引き下げを断ってほしい」という要請に対して、リコール問題で苦慮していることや、「電機とハイブリッドの戦略が確定しないなかで新たな設備投資など効率化が難しい」など単価の30%引き下げが厳しいことなどの発言がありました。

要請書は下記

201028

トヨタ自動車株式会社             

取締役社長 豊田 章男様

          第31回トヨタ総行動実行委員会

          実行委員長  榑松 佐一

要請書

トヨタ自動車におかれましては自動車産業の健全な発展に日々ご奮闘のことと存じます。トヨタ総行動も今年で第31回を迎えました。貴社には例年要請を受けていただきありがとうございます。

さて、世界的な経済危機のなか厳しい雇用情勢が続いております。かつて2倍近くあった県内の求人倍率も0.5倍と1/4に急落し、西三河地域ではこれをさらに下回る状況が続いています。今回の不況では非正規労働者の解雇が多く、全国24.6万人のうち愛知が全国最高で4.1万人となっています。私どもが昨年11月に行ったハローワーク前アンケートでは失業して半年以上たった方が4割、すでに雇用保険の給付が切れたり、最初から加入していない方が3割を占めていました。これは人も部品も「ジャストインタイム」で派遣や有期雇用労働者を増大させてきたことが原因です。

貴社が原価低減を強力に進めた2000年以後、貴社の利益はピーク時には2兆円に達し、内部留保は13兆円、グループ全体では16兆円ともなり、不況の中でも高額な株主配当が続けられています。一方でこの10年間は労働者給与が下がり続け、消費の冷え込みが景気の回復を妨げています。リコールの急増もこの時期から始まっています。

アメリカでサブプライムローンによる架空需要が崩壊した今、景気を回復するためには内需を拡大するしかありません。ところが貴社は「国際競争力強化」の名で部品単価の大幅引き下げを発表し、また期間工の採用により労働者の賃金を低く抑えています。すでに中小企業のなかには廃業を口にするところが増えています。

いま貴社には「利益」より「安全」を優先することが求められています。賃下げと単価の引き下げをやめ、下請企業も含めて全ての関係者が安全を最優先した生産ができるよう早急な対策が必要です。また地球温暖化対策でも下請企業・地元地域との共存共栄の精神で、新しい生産体制への移行が行われるよう、貴社のリーダーシップに期待するものです。そのためにも、これまでの内部留保を活用して地域経済の再生に大きな役割を発揮されるよう求めるものです。

(1)「利益より安全を優先」に、内部留保を活用して下請単価を大幅に引き上げること。

(2)貴社及びグループ各社の非正規労働者の待遇を大幅に改善すること。

(3)残業を減らし、正社員の雇用を拡大すること。

(4)温暖化対策など新技術への転換にむけて下請企業への支援を行うこと。

(5)テストコース造成による絶滅危惧種への悪影響など環境破壊を行わないこと。

                 

                以上

« トヨタに「利益より安全を」要請 | トップページ | トヨタ総行動に1000人 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138068/47521233

この記事へのトラックバック一覧です: 単価引き下げやめよ トヨタに要請:

« トヨタに「利益より安全を」要請 | トップページ | トヨタ総行動に1000人 »