明日から原水爆禁止世界大会へ
2日から開催される原水爆禁止世界大会に愛労連からも50名以上が参加をする予定です。愛知県代表団は300名目標で参加をすすめていますが、代表を愛労連が担うことになりました。4日からの全体会の前に2日から国際会議がありますので、そこから参加します。
世界大会を前に、先日名古屋でイラクのバスラから劣化ウラン弾(DU)の問題に取り組んでいる医師が名古屋にきました。セイブイラクチルドレン名古屋の招きです。彼らは劣化ウラン弾による放射能汚染と、ガンの発生状況を報告し、劣化ウラン弾による被害を疫学的に証明しようとしています。
この報告会には愛知原水協の沢田先生(名古屋大学名誉教授)も報告し、今裁判で争っている入市被爆の原爆症認定についても、放射性廃棄物による「内部被爆」による放射線の影響が疫学的な手法によって証明できたと報告しました。
劣化ウラン弾も直接的な放射線ではなく、戦車の中で燃焼しガス化した放射性物質がまき散らされ、それを吸い込むことで内部被爆すると考えられています。日本での被爆者訴訟がイラクでの劣化ウラン弾による放射能障害の認定につながれば、劣化ウラン弾を禁止させる大きな力になります。それだけに政府の抵抗が大きいと言っています。
明日からの国際会議でも報告されると思います。
« 愛労連第43回定期大会 | トップページ | 原水爆禁止2010世界大会 »
今日から国際会議に参加しています。本当に多くの国から参加され活発な討議に驚いています。
同時通訳のある集会は初めてで感動しています
投稿: 愛ローレン | 2010年8月 3日 (火) 19時04分