今こそその時 潘基文国連事務総長
6日、広島で平和記念式典が開催されました。猛暑のなかですが、国連の潘基文事務総長が国連事務総長として初めて広島を訪れ、来賓あいさつを行いました。
潘事務総長は「この神聖な場所に身を置き、自らの目で見て、感じ、吸収し、そして深く考えます」と広島を訪れた意義をのべ、「私たちはともに、グラウンドゼロ(爆心地)から、「グローバル・ゼロ」(大量破壊兵器のない世界)をめざす」と力強く訴えました。潘あいさつ→「pan-un100806.pdf」をダウンロード
さらに、式典会場のとなりにある国際会議場で講演も行われました。ここでは国際青少年協会などによる青少年むけの演劇や、折り鶴、こども平和議会などが行われていました。事務総長の強い希望で青少年にむけてメッセージが送られました。
前日の新聞で「先着500名」と案内があり、並んで参加してきました。舟入高校演劇部の演劇に続き、NHK少年合唱団のコーラスに迎えられ、潘事務総長が講演をおこないました。子どもたちに向かって、「2010年、被爆75年までを核廃絶で祝おう」と呼びかけました。講演のなかで「今こそその時です」を何度も繰り返しました。
この秋にはいくつもの国際会議が予定されており、本当に頑張っている姿を目の当たりにすることができ、世界の流れが大きく変わっていることを実感しました。
朝日com8/6に記事http://www.asahi.com/national/update/0806/TKY201008060078.html
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