中小業者から「よく来てくれた」
河村市長によるデタラメな公務員攻撃の吹き荒れる名古屋ですが、「住民の声をよく聞いて、そこからしっかり反撃していこう」という取り組みが始まりました。
その一つが「名古屋の中小企業の元気を取り戻そう!実態調査アンケート」です。これは名古屋市職労・自治労連名古屋ブロック・愛労連などが共同して実行委員会をつくり名城大学の協力もいただいて行っているものです。
愛知県ではリーマンショック以後の09年度一年間で県内製造業の一割2千2百社が廃業に追い込まれました。これはその前の7年分に匹敵する「大災害」です。失われた雇用は62,285人にも及びました。
今回の調査では、主に自動車関連と思われる中小下請け企業2千社すべてにアンケートを送付し、直接訪問して対話しながら回答をもらいます。先日21日には南区、中川区を訪問し、342社のうち137社から回答をいただきました。後日送ってもらう約束も含めると、区内対象事業者の半数近くの回答が得られる見込みとなっています。
訪問行動に参加した清掃事業の青年労働者は「最初は心配だったけど『ご協力ありがとうございました』と明るく言ったら、親切に対応してくれた」と言います。ある会社は「リーマンショック以後ほとんど仕事がこなくて、たくさんある機械がすべて止まっていた。」ここは工作機械の試作品をつくるところで、精密な技術をもっているところですが、全く仕事が無いそうです。ここだけでなく、訪問した各社で「仕事があったら紹介してくれ」と言われたそうです。
今回の調査活動に参加した方が共通して「市政に対する大きな期待があることを実感できた一方、名古屋市の中小企業施策はほとんど知られていないことがわかった」といいます。
ここから公務員バッシングに反撃が始まります。
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