愛知県議の海外視察 VS 飯舘村の中学生
「大名旅行」と言われ先の地方議員選挙でも各地で「議員特権」とやり玉に挙げられた「海外視察」。愛知県議会過半数を確保した自民党はさっそく米国西海岸への日程を決めた。
これまで「視察」とは名ばかりで、ラスベガスツアー、レポートは他人の報告書を丸写し、一人100万円以上の旅費で飛行機はビジネスクラスと「大名旅行」と言われても仕方がないものばかり。
今時アメリカ西海岸一週間なら30~40万円で十分可能だ。現地の通訳をつけたとしても一日2~3万円あれば足りる。
金の問題も大事だが、それより視察内容が問題だ。本当に必要な調査であれば、議員ひとり一人が調査の目的を事前・爾後に公表することが重要だ。
福島県の飯舘村は村内の中学1、2年生約20人をドイツに派遣する。「民泊しながら、バイオガス発電発熱やグリーンツーリズムなどを視察するという」。
http://www.asahi.com/national/update/0621/TKY201106210464.html
中学生の調査に劣るような計画なら中止したほうが恥をかかずに済むのではないか。
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