トヨタの言い分を検証ー東洋経済9.24
トヨタが言いたい放題です。
トヨタを中心とする愛知県経営者協会が厚労省に出した意見書が有期雇用の規制に反対したうえ、「働く側にとっても選択肢が増え、雇用の拡大につながるメリットがある」と居直っています。トヨタが「日本一の派遣切り」の引き金を引き、派遣村の原因となったことにはほおかむりです。(赤旗9/22)
また、外国に比べて「日本の労働規制が厳しい」と言っていることについても「実態は企業の裁量が大」なことが明らかにされています。(週刊東洋経済9.24)
トヨタ労使は裁量労働の適用範囲拡大を協議していますが、「主任技術者クラスでは自由に出勤するなどとんでもない」で「過労死や不払い残業の促進につながりかねない」(〃)と指摘されています。
「非正規労働者の保護法制に関しては明らかに韓国の方が厳しい」(〃)のが実態です。
派遣切りが社会問題になり、期間工や偽装請負による有期雇用が増えていますが、問題は変わっていません。諸外国並みに法律で規制することが必要です。
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