トヨタが下請単価引き下げを撤回
愛労連はこれまでトヨタの下請けアンケートを行いました。11年秋には3.11震災での減産と円高により二度も大幅な値下げ要請があり、その実態を明らかにしてきました。下請の中には10%、20%もの大幅な引き下げもあり、企業からは「単価の切り下げは当たり前の様に行われている。断ると仕事がなくなると脅されます。」「コスト低減して製品を作っても、値決めも決まっていても要望が多く、追加費用もでない状態。」
という声もとどきました。そんなところ昨年末に
「トヨタ下請負担撤回」(朝日12/29)
というニュースが飛び込んできました。今のところ追っかける記事は無いのですが、どうもトヨタから一次グループに通知があったようです。関係者によると二次三次下請に伝わってくるのはこれからのようです。各系列毎に新年の行事がありますので、そういうところで何らかの発表があるかもしれません。
第34回トヨタ総行動
2月11日(月・祝)13:00~トヨタ集会豊田市山之手公園。
終了後トヨタ本社までデモ
トヨタはさんざん単価を引き下げて、円高の中でも収益を改善させてきましたが、その大半は下請企業の負担によるものです。末端の下請にまで反映させて賃金引き上げにつなげましょう。
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