社長さんも「賃金が上がる施策が必要」
年明けのテレビでは安倍内閣のアベノミクス=インフレ政策を礼賛する〝識者〟ばかりです。朝日(1/8)も「円安になる。輸出が多い製造業は海外でモノを安く売れるようになり、もうけも大きくなって業績が回復する」と言っています。しかし株が上がって儲かるのは一部の富裕層だけです。
企業の収益が上がっても「賃金とか、国内に出回るお金がなかなか増えない状況が問題」(中日1/4)です。「02年から07年にかけては戦後最長の景気回復だったけど、賃金は上がらず〝実感なき景気拡大〟と言われ」ました。(〃)
愛知中小企業家同友会の杉浦会長は「国民所得が上がってこそのインフレ。そのためには企業の利益が上がり、賃金が上がる施策が大事だ」(中日1/8)と言っています。13春闘では下請単価の引き下げなど中小企業と共同して地域経済の活性化で賃金引き上げをめざし闘います。
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