安倍首相の要請を財界一蹴
アベノミクスで企業業績が回復すれば給料も上がるという安部首相が日本経団連に「業績が回復している企業は報酬の引き上げなどの取り組みをしていただきたい」と要請した。(毎日2/13)
一方経団連の米倉会長は「業績が良くなれば一時金や賞与に反映」と述べ、あくまで一時的な対応ですませる姿勢だ。
富士通総研は
「ボーナスや一時的な賃上げは消費者行動を変えるほどのインパクトはない。」(オピニオン)
と指摘しており、これでは消費の拡大にはつながらない。
昨日はトヨタ労組が春闘要求を提出したが、ここでもベア要求はなく経団連のいいなりで一時金のみの引き上げ要求に留まった。トヨタ労使の一致点はあくまで「地域に波及させない」こと。
大企業労組が「自分たちだけの賃上げ」に留まってきたことが連合の存在意義を失なわせている。
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一時金に反映されても、
派遣労働者にとっては無関係です。
「冬のボーナス?なにそれ?」
先日はそんな会話がありました。
もうそんな時代になっています。
一時金でしのぐだなんて、
まさに一時しのぎです。
これでは、みんなのくらしも日本社会も、
最終的には日本の会社も良くなりません。
投稿: にいがた青年ユニオン | 2013年2月13日 (水) 18時18分