厚労省のインチキ手口を暴く
厚労省は8月から生活保護基準を大幅に引き下げました。厚労省は2008年から2011年の物価下落をその理由にしていますが、そこにインチキな手口のあることを反貧困ネットワークあいちが明らかにしました。
2011年7月の地デジ化を前に2010年には全国の家庭でテレビの買い換えが起こりました。それに伴い価格も急激に値下がりしました。厚労省はまだ高かった2008年の価格に2010年の購入割合をかけて計算。しかし、実際にはそんなに多くの家庭では買っていませんでした。
生活保護家庭の多くはチューナーで
2011年になっても生活保護世帯では買い換えはすすまず、総務省は地デジチューナーを配布。その数は対象140万件のうち107万台と言われています。
この期間にデジタルテレビは価格で半分、支出割合で3倍となっています。そのため消費者物価指数に与える影響は2×3で6倍になっています。この他にも電気製品の値下げを利用して過去の生活費に架空の水増し。4.78%もの大幅な物価下落を作り出しました。
貧困世帯の購入するものは安くなっていない
総務省の調査でも低所得世帯の平均消費者物価は全世帯の下落の1/3程度にしかなっていません。生活保護基準にはこういう低所得者の生活実態を考慮して決めるべきです。
もう少し詳しい説明は「ver2.pdf」をダウンロード
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一度、福祉事務所で断られた、障害を持つ息子とその父が餓死した時もその担当者が非難された事は無かった。
その親子のその後を気にする人はいなかったのか?電話一本でも助けになったのではと思う。
投稿: ひかる | 2013年10月24日 (木) 09時51分
ひかるさん、
ほんとにそうですね。
こんな事件を起こさないためにもっと頑張らなくてはならないと思います。
投稿: 愛ローレン | 2013年10月24日 (木) 10時53分
幻覚の見える薬を体に入れて「C型肝炎」になって3回結婚して子供を4人育てながら「子ども手当」「母子家庭手当」をもらってる人がいると私の友人の息子が言ってた・・(事実かどうかは別として)
「一人親方」で働いてきた(なぜそうなったかは企業のあり方だと思う=常時雇用したくない)40代~50代の労働者たちの多くが厚生年金をほとんどが払っていないなぜなら生活保護を受給したほうが結果的に断然お得なんだから・・ 一昨日 60代の2人の人と話したが「この国一体どうなるんでしょうね}
投稿: | 2013年11月 9日 (土) 11時57分