報道の自由と使命
第30回市民と言論シンポジウムが開催されました。
テーマは「報道の自由と使命」
教育館講堂で開催、参加者は約120名。元東京新聞編集局長の佐藤毅さんは「あったことを素直に書く。読者が判断。秘密保護法以後、世の中は急ぎすぎ」と安倍政権の進め方を批判。日放労の中村委員長は「メディアが弱くなったと言われるが、社会の中に自由な言論空間を作れなくなっている」「報道には必ず政治の影響はある。重要なのは視聴者とのつながりだ」と問題提起。 セイブイラクチルドレンの小野万里子さんはイラク戦争によって日本への好意感が変わったことを紹介し、「イラクには様々な国のメディアが入っているのに日本だけが入っていない」と指摘。
会場からもシリアから帰った方が「日本での報道は一方だけだ」という発言。他にも福島や東京からの参加者も発言、メディア関係者も多く興味深い発言があった。コーディネーターの津田正夫さんは当日の毎日時評で
「メディアや世論を巧妙に巻き込む戦略を率いてる主体、米軍や外務省などを含む構造を可視的にあぶり出す責任がメディアにある。」と指摘している。
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