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2015年6月13日 (土)

派遣村はいったい何だったのか!

Chu150613

反貧困ネットワークあいちの討論会には派遣切りにあった当事者と県下各地の派遣村実行員会から約40名が参加した。当時派遣切りされて保護を受けた方たちの多くが今も派遣で働いている厳しい実態が明らかになった。
参加者の声で決議をあげる事になった。各方面に送ります。
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2008年のリーマンショックにより全国で派遣切りが行われ、製造業の集中する愛知県では日本一の派遣切りが行われた。
愛知では全国からの出稼ぎ派遣が多く、クビを切られると同時に派遣寮を追い出され、住むところも奪われてしまった。なかには高額な寮費や不当な天引きをされており、手元金はわずかしか持たず、直ちに生活困窮するものも少なくなかった。
名古屋市の中村区役所には生活保護を求める労働者が毎日列をなし、区役所を囲んだ。私たちは県下各地で派遣村相談会を開催し、派遣切りされた労働者への支援を行った。
この派遣切りへの反省から日雇い派遣の禁止や3年以上使った派遣労働者を直接雇用にするみなし雇用が強制される事になった。これは派遣が臨時的、一時的なものに限る派遣法の趣旨からして当然である。
ところが今国会に提出された派遣法「改正」案は、労働者を入れ替えたり、部署を変えれば無期限に派遣労働者を使えるようにするものとしてしまう。みなし雇用を骨抜きにし、労働者を一生派遣にするものである。
派遣会社は「派遣社員の雇用安定につながる」というが、必要が無くなったらすぐにでも雇い止めできるのが派遣である。これでは経済状況が悪化すれば再び派遣切りがおきてしまう。
派遣村に関わった支援者と当事者は今日、当時の経験を思いおこし派遣村とはなんだったのかを話しあった。派遣切りを経験した労働者は「当時今の法律があったら私は正社員になっていた。派遣法は労働者を保護するものでなければならない。二度と私たちのような犠牲者をだしてはいけない」と訴えた。
私たちは二度と派遣切りを起こさないため、今回の労働者派遣法の改正に断固反対する。
2015年6月12日
反貧困ネットワークあいち
「派遣村とはなんだったのか」討論会参加者一同

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