第37回トヨタ総行動
1月の愛知製鋼の爆発で心配されていたことが現実となった。
部品が足らなくなったとたんに全国の工場ラインがストップ。
トヨタはあとで取り戻すから社員の給料に影響はないが下請けではパートの給料が払えるか大問題だ。
安全よりコスト
この背景には徹底した「カイゼン」(コストカット)がある。
在庫を極力減らした上に、部品の共通化が進められ、一つの部品がいくつもの車種に使われるため、影響が大きくなっている。
トヨタは07年の中越沖地震、11年の東日本大震災、続くタイの洪水でも減産を強いられた。
第37回トヨタ総行動
2016年2月11日(木・祝) 早朝宣伝・トヨタ集会・本社デモ
トヨタは下請けに補償せよ!
産業構造のトップだけに利益が集中し、中小下請け企業で働く労働者にはまわってこない。
格差はひろがるばかりです。そのうえ自社に責任のないものまで負担させられてはたまりません。
トヨタは休業補償をすべきです。
利益の1%で10万円の賃上げが可能
昨年中日はトヨタの利益の1%を下請けにまわせば県内22万人の自動車労働者に月8千円の賃上げが可能だと指摘しました。今年は連合や全トヨタ労連会長が代表の金属労協は「適正な利益配分」「公正な取引を求める」としています。
しかしトヨタ労組はベア要求を3千円に引き下げ、自分たちだけはボーナス7.1カ月を要求。下請け単価の引き上げは要求していません。逆にトヨタは昨秋から単価引き下げを再開しました。これでは愛知全体の賃上げを押さえ込みかねません。
組合員に参加を呼びかけよう
トヨタは社会的責任を果たせ!下請け単価を引き上げろ!
第37回トヨタ総行動に参加をお願いします。
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