「働かせ方改悪法案」止めろ!
ウソ資料で答弁
安倍首相が「働き方改革国会」と今国会の最重点に位置づける労働法制の一括法案が提出されようとしています。しかし、1月29日の首相答弁で「それと、厚生労働省の調査によれば、裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもあるということはご紹介させていただきたいと思う」した資料に重大な間違いがあり、答弁を撤回する事態に陥っています。
安倍首相が使ったデータは比較方法が違っていたうえに、一般労働者のデータに1日の労働時間が45時間とか25時間というものまで含まれていました。
さらには厚労大臣が「ない」と答弁した元資料も倉庫から出てきました。(2/23テレ朝)
さらには厚労大臣が「ない」と答弁した元資料も倉庫から出てきました。(2/23テレ朝)
ずさんなデータの背景に職員不足も
厚労省のデータは全国の労基署が調査したものですが、現場では職員の数が毎年減らされています。今回の調査に関わった職員の一人は「一社当たりの調査時間は一時間半」で十分な調査ができなかったと述べています。(中日2/25)
厚労省のデータは全国の労基署が調査したものですが、現場では職員の数が毎年減らされています。今回の調査に関わった職員の一人は「一社当たりの調査時間は一時間半」で十分な調査ができなかったと述べています。(中日2/25)
労働行政の職員でつくる全労働省労働組合は今年も労働行政職員が130人も減員されていると増員署名に取り組んでいます。愛労連でも他の組合に協力を要請しています。
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