選挙に行こう!
そこでは新入社員の息子を過労自殺で失った遺族の訴え、有期雇用労働者が契約更新の上限を定められていることから育児休暇が取得できない差別的取扱い、福祉・医療・運送職場での慢性的な人手不足による長時間労働、若者が奨学金やブラックバイトなどによって食い物にされている実態などが報告されました。
政府には「働き方改革」ではなく、企業の「働かせ方」を規制する責任があります。
組合員のみなさん。22日は必ず投票に行きましょう!
反貧困ネットワークあいちの討論会には派遣切りにあった当事者と県下各地の派遣村実行員会から約40名が参加した。当時派遣切りされて保護を受けた方たちの多くが今も派遣で働いている厳しい実態が明らかになった。
参加者の声で決議をあげる事になった。各方面に送ります。
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2008年のリーマンショックにより全国で派遣切りが行われ、製造業の集中する愛知県では日本一の派遣切りが行われた。
愛知では全国からの出稼ぎ派遣が多く、クビを切られると同時に派遣寮を追い出され、住むところも奪われてしまった。なかには高額な寮費や不当な天引きをされており、手元金はわずかしか持たず、直ちに生活困窮するものも少なくなかった。
名古屋市の中村区役所には生活保護を求める労働者が毎日列をなし、区役所を囲んだ。私たちは県下各地で派遣村相談会を開催し、派遣切りされた労働者への支援を行った。
この派遣切りへの反省から日雇い派遣の禁止や3年以上使った派遣労働者を直接雇用にするみなし雇用が強制される事になった。これは派遣が臨時的、一時的なものに限る派遣法の趣旨からして当然である。
ところが今国会に提出された派遣法「改正」案は、労働者を入れ替えたり、部署を変えれば無期限に派遣労働者を使えるようにするものとしてしまう。みなし雇用を骨抜きにし、労働者を一生派遣にするものである。
派遣会社は「派遣社員の雇用安定につながる」というが、必要が無くなったらすぐにでも雇い止めできるのが派遣である。これでは経済状況が悪化すれば再び派遣切りがおきてしまう。
派遣村に関わった支援者と当事者は今日、当時の経験を思いおこし派遣村とはなんだったのかを話しあった。派遣切りを経験した労働者は「当時今の法律があったら私は正社員になっていた。派遣法は労働者を保護するものでなければならない。二度と私たちのような犠牲者をだしてはいけない」と訴えた。
私たちは二度と派遣切りを起こさないため、今回の労働者派遣法の改正に断固反対する。
2015年6月12日
反貧困ネットワークあいち
「派遣村とはなんだったのか」討論会参加者一同
労働者派遣法の改悪法案が再び国会に上程され、今日から審議が始まりました。
2008年から2009年に愛知県で日本一の「派遣切り」が行われました。何年も派遣や偽装請負で働いてきた方が簡単に首を切られてネットカフェ難民やホームレスがたくさん生まれました。私たちは県内各地で派遣村相談会を開催し、中村区役所には生活保護の申請をする方が列をなしました。(←)
その反省から労働者派遣法の改正が行われましたが、今回の「大改悪」は「派遣村」以前に戻すどころか、若者を一生派遣労働者にしかねません。「安心して働き続けられる」のではなく、企業がいつでも首を切れるので「安心して使い続けられる」というものです。
和田肇(名大教授)の講演
労働法制愛知連絡会では名古屋大学の労働法研究者和田肇教授を招いて講演会を開催します。
「アベノミクスの雇用改革は何をもたらすか」
2014年10月30日(木)18:30~
労働会館東館ホール
参加費無料
労働法制連絡会の総会行事として開催します。
安倍内閣が今でもザルな労働者派遣法をさらにいっそう改悪させる法案を国会に提出しました。27日、名古屋では愛労連、全労協、ふれあいユニオンなどの中立組合、労働弁護団などが共同で労働法制改悪に反対する決起集会を開催しました。
あいさつにたった後藤潤一郎東海労弁幹事長は「法案の内容も重大だが、通常は政労使三者で議論する労政審の建議すら無視するもので、立法手続きにも問題がある」と指摘。
情勢報告をした樽井直樹弁護士は「派遣は臨時的・一時的との原則を骨抜きにするものだ」と労基法や職安法の例外である派遣法が常用代替になり「一生派遣」を生むものだと批判しました。
愛労連市川副議長(全労働)は愛知の求人は全国一と言われるが正社員は4割しかない。さらに豊田・刈谷・岡崎では3割しかないと指摘。すでにハローワークの求人・求職情報が民間企業に提供されているとして人材ビジネスに利用されていることを紹介しました。
三菱派遣切り裁判を原告としてたたかったTさんは、5年も働いた三菱電機を簡単に派遣切りされた経験からこの改悪をさせてはならないと訴えました。
4月11日には弁護士会も
愛知県弁護士会も「労働者派遣法の改正に反対する会長声明」を発表し、4月11には緊急集会を開催します。この集会は連合愛知、愛労連などの労働団体にも参加を要請しました。
三菱電機名古屋製作所を相手に3人の青年が偽装請負、違法派遣を告発し、直接雇用を求める裁判を起こしています。
http://hoku-sei.cocolog-nifty.com/union/cat33541070/index.html
昨日24日、名古屋地裁で第二回口頭弁論が行われ、原告Tさんの意見陳述が行われました。Tさんは2003年から2009年1月末までの5年2ヶ月、三菱電機で正社員と同様に働いてきました。昨年12月のはじめには今年3月までの契約を更新していました。
そのTさんに契約期間中の「派遣切り」。Tさんは母子世帯で、高校受験を控えた娘さんがいます。派遣切りを聞いた娘さんは電話の向こうで泣き出しました。そんな時、Tさんは三菱電機の前でチラシを配っていた青年ユニオンに出会い、派遣切りが違法だということを知り、裁判に立ち上がりました。
昨日の口頭弁論のあと、近くの桜花会館で「派遣切り裁判を勝たせる会」の結成集会が行われました。
弁護団の報告のあとの発言では裁判官の後ろ向きな態度に次々と意見がだされました。「あれはないだろう」(ユニオン)、「あの裁判官にはおどろき」(愛高教T委員長)、「Tさんの意見陳述の直後にあの裁判官は許せない」「次も傍聴席をいっぱいにして大法廷を要求しよう」
トヨタ下請けで働くSさんは3月まで派遣会社NAに所属、そこでは寮費58200円のほかに水光熱費、管理費、布団代のほかに前借金を手引きされていた。給与総額は20数万円あっても、月末の振り込みは10数万くらいしかない。現代版タコ部屋だ。
利息250%!
Sさんの銀行通帳をみるとところどころに18,685円とか9,185円の振り込みがある。Sさんは毎週1万円とか2万円とか前借をしており、これがそうだという。利息も取られており、7%とか10%と変わったという。月末の給料日にはこの前借金が5万、6万とひかれている。それにしても半端な金額だ。振込手数料がひかれていると思い計算すると
20,000円ー1000円(5%)ー315円(振込手数料)=18,685円
10,000円ー500円(5%)ー315円(〃)=9,185円となる。
「利息5%って一か月なの」って驚いていると、最後の週に借りて月末払いでも同じ金額になっている。一週間たらずで5%、年率に直すと250%以上になる。他にも布団レンタル料が一か月3000円から3500円に値上げ。寮費以外の管理費も1500円になった。
Sさんは4月から派遣先に直雇用になったが、NAのアパートに残っていたところ4月からは月3万円以上もの値上げがされた。これを派遣先が給与から天引きしたが、弁護士の力で取り戻した。
Sさんはいま友人と二人で月3万円のアパートにはいり、自立を目指しているが、いまだにNAではタコ部屋生活が続いている。このような派遣の相談は他にもある。派遣労働者を食い物にする貧困ビジネスだ。
全労連・非正規センターが主催する「非正規で働くなかまの全国交流集会」が京都で開催されました。インフルエンザで「出張禁止」などの影響でキャンセルも続出しましたが、全国から500人が参加しました。
非正規センターは①パート・臨時労組連絡会、②派遣・請負労働者連絡会、③ヘルパーネット、④外国人労働者問題連絡会の4組織で構成されています。
集会では基調報告、講演のあとダイハツの派遣切りとたたかうなかま、郵便局の「官製ワーキングプア」の問題、自治体の非常勤、介護労働者の労働条件改善を求めるたたかいなどが報告されました。熊本で裁判をたたかっている中国人研修生が「たたかって良かった。このことを中国に帰っても大切にして生きてゆきたい」と感動的な報告をしました。(写真)
1日目の集会後は鴨川、河原町、市役所へとパレード。外国人など観光客がいっぱいいる繁華街で「あきません」「やめてんか」コールでアピールしました。
2日目はパート、派遣、最賃、官製ワーキングプア、外国人労働者問題などの分科会を行いました。中国から来た技術者が契約期間中の派遣切りにあうなど様々な問題がおきていることがわかりました。
4月21日、エデュカス東京にて全労連主催の「ストップ!派遣切り・雇用破壊、たたかう仲間たちの交流会-激励連帯の集い」を開催しました。参加者は会場があふれるほど、200名を超えました。(全労連組織拡大ニュースより)
JMIU愛知の西牧ファビオさん
北部青年ユニオンの藤田さん
「求人広告を新聞でみて派遣会社に入り、正規雇用で採用になりました。ですが、二重派遣でした。給与も社会保険も、違う会社でした。これから私は派遣先、派遣元とたたかいます。
団体交渉を申し込みましたので、みなさんの声援をお願いします」
「お前は死ぬまで働け」(○○所長)
派遣会社の経営者は自社の正社員・契約社員に対してもでたらめな労務管理を行ってきました。派遣会社を解雇された労働者が労働組合をつくって、会社とたたかっています。
「24時間365日」ずっと会社から与えられたケイタイにでられるようにしておかなければならない。夜中に取引先に呼ばれて車を走らせた。・・・寝ないで働くのが日常になっていました。・・・・「お前は死ぬまで働け」って言ってましたよね?○○所長。
こんな社員がさらに派遣社員を手配していたんですね。
ローカルユニオン日総工産支部は、いま会社との団交を続けています。メーデーにも参加します。
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