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原発ゼロを永遠にNAGOYA ACTION

2018年2月15日 (木)

名古屋城の問題点を指摘

名古屋市は来年度の予算に名古屋城天守木造化の木材製材予算計95億円を計上しました。
エレベーター問題も建築基準法の問題も分からず、基本設計もままならないまま95億円も買うのか
パブコメを提出しました
観光文化交流局名古屋城総合事務所殿
〒460-0031 名古屋市中区本丸1番1号
FAX 052-201-3646
Email nagoyajo@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp
住所 名古屋市熱田区沢下町9-7 労働会館東館
名前 愛知県労働組合総連合 議長 榑松佐一 男 62才
特別史跡名古屋城跡保存活用計画(案)についての意見
名古屋市からの市民への説明にはウソが多いので名古屋城の天守木造化に反対します。
1.「寸分違わぬ」「史実に忠実な」木造化なのかハイテクレプリカなのか
河村市長は記者会見で図面が残っているので「史実に忠実」で「寸分違わぬ」天守木造化ができるのは名古屋城だけと何度も言っています。しかし「民間事業者の提案」ではエレベーター、避難用の鉄骨階段があり、しかも耐震用で難燃性の壁や床が使われたハイテク木造となっています。「史実に忠実」なのか「現代建築」なのか明らかにされたい。
また、ハイテク木造でも完全に図面通り木造化できたとしても、それはレプリカであり国宝の再建にはなりません。「500年後、1000年後には国宝になる」という市長の言説には何の根拠もありません。
 文化庁が文化財と認める根拠を示してください。

2.「耐震改修したとしても概ね40年の寿命とされています」は間違い

この文書にある「40年の寿命」は延命工事を否定する明確な間違いです。河村市長は耐震工事をしても「40年しかもたない」と何度も発言していますが、「寿命」ではありません。名古屋市はその根拠を聞かれても全く応えることができず、その後の説明では、このことを全く言わなくなっています。
実際には市役所本庁舎や名古屋大学の豊田講堂など延命工事の例はいくつもあります。 アンケートで「市民の多くが耐震工事より木造化を支持している」というのは、この説明を前提としており、全くのミスリードです。

3.防火対策のない施設に大量の観光客は入れない
 基本設計には建築基準法に定める防火対策が必要です。しかし、「史実に忠実」で江戸時代と「寸分違わぬ木造化」では何らかの原因で発火すれば重大な火災になります。また6階建ての建物にはそれに応じた消火施設や火災の中を安全に避難できる二方向避難路の設置も必要ですが、「残っている図面」には避難路がありません。このような施設に一日3000人もの観光客をいれることを消防庁が認めるとは思えません。

4.耐震改修が急務
南海トラフによる大地震の可能性が70%~80%と発表されました。耐震補強は急務です。河村市長は木造のほうが地震に強いと言っていますが、木造の方が鉄筋より地震に強いという根拠は明らかにされていません。静岡県の掛川城は地震で何度も損壊しています。
 ここでも「寸分違わぬ」「史実に忠実な」木造天守にするのか、耐震の壁や床などの耐震構造とするのか、市民に明らかにされていません。
 天守地下のボーリング調査も行われておらず、正確な構造評定が行われないまま基本設計が作られ、それに基づく実施設計となることに疑問を感じます。

5.誰もが展望台に上れるバリアフリーに
 名古屋城の魅力は豪勢な外観と尾張名古屋を見渡せる最上階からの展望にあります。木造であることの実感は階段の上り下りに苦労する程度です。当時の城は殿様も含めて多くの人が昇る構造にはなっていません。こどもからお年寄りまでが楽しめる施設にすべきです。
 現代の建築物にはバリアフリーに配慮することが求められます。名古屋市は3月末までに対応策を決定するとしましたが、検討会は非公開で障がい当事者の参加もわかりません。障がい者の声を聞かずに対応を決定することは、バリアフリー法の趣旨を損なうものです。
また狭い階段に昇降器具を取り付ける場合には当初の入場者数を減らさざるを得ません。ただでさえ50年以上にわたって360万人の入場者数を見込む名古屋市の収支計画も疑義があります。「税金は1円も使わない」という河村市長の説明は信じられません。
以上

2018年2月10日 (土)

保育士の賃金引き上げを

共働きでなくては暮らしていけない時代。名古屋市は保育園の入所枠を増やすとしているが、現場では保育士が集まらない。保育士が働き続けられない職場の実態を中日新聞2/10が紹介。
手取り18万円から奨学金を返済するのはたいへん。名古屋市は保育士確保の為に奨学金の支援をする事にしたが、すでに働いている保育士の退職も止めなくては。
福保労は保育職場の実態を社会にアピールするため、18春闘でもストライキを提起しています
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2018年1月18日 (木)

天守閣木造化に反対の声

1日遅れですが、中日新聞が名古屋城説明会の記事を掲載しました。「木造化復元に反対の声も」の見出しで「空襲で燃えた天守を市民の力で再建した。(現天守は)戦争を忘れないために重要」などの反対意見もあった。
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2017年9月21日 (木)

補助金はまず不払い賃金へ

190721 A型事業所の事業所閉鎖に伴う賃金不払・全員解雇について福祉保育労ときょうされんが名古屋市に要請を行いました。
計画倒産の疑い
 株式会社「障がい者支援機構」は6月1日から30日までの賃金支払日である7月25日まで働かせておきながら、賃金の振り込みがないことが発覚すると突然事業所を閉鎖。
さらに、8月1日には事業所を閉鎖したままで一ヶ月後の解雇を予告。
 ただ働きは最長にするいっぽう、8月に振り込まれる6月分の補助金受け取りと解雇予告手当一ヶ月分を6割の休業補償にするため事業所を閉めたまま一ヶ月後の解雇を予告する。
まさに計画倒産の手口です。これは、法的整理に詳しいものが背後にいると思われます。
補助金は不払い賃金に優先を
労働者は7月に払われるはずの6月分給料から3ヶ月分の賃金未払いとなり、生活に困窮しています。この問題はこれまでは禁止してこなかった補助金の賃金補填を突然禁止したことから起きた問題であり、労働者にはなんの責任もないものです。

福祉保育労東海地本は21日、8月に支給した6月分の補助金を不払い賃金の支給に使うよう名古屋市に要請しました。

2017年9月 8日 (金)

名古屋城を戦後復興のシンボルに

壊すな名古屋城!
市民の寄付で再建した名古屋城を「戦後復興のシンボルに」
先日の名古屋城シンポの報告が動画になりました。
専門家が市民に問題点を指摘するのは初めてです。

河村市長は文化庁に石垣調査を申請しましたが、調査の目的に天守の取り壊しや木造化のためとは書けませんでした

2017年8月28日 (月)

壊すな!名古屋城天守 名古屋城シンポ

壊すな!名古屋城天守
名古屋城を「戦後復興のシンボル」に

名古屋城シンポが23日開催され、建築関係者を含む市民70名が参加し、専門家の説明を聞きました。
全体の様子 前半 後半

「天守閣への思い 名古屋城天守閣建替えに反対します」上映
 空襲で焼失した名古屋城を再建するために不足する資金2億円を市民が寄付で集めました。外観は焼失前とそっくり、当時の最新技術を導入して二度と燃えない鉄筋コンクリートで再建し、内部には焼失前がわかる展示と市内を一望できる展望室が設けられました。
21078553_1835959846421759_9056053_2 専門家の報告
 一級建築士の高橋さんは①国宝名古屋城の伝統木造復元、②観光で儲けるハイテク木造、③現天守の耐震改修・博物館刷新の3案を示し河村市長の「寸分違わぬ国宝名古屋城」は建築基準法により観光客が入れないことを説明。建築基準法の「適用除外」を受けるにしても燃える6階建てに観光客を入れるためには焼失前の天守にはなかった耐震・耐火の壁と床を張り巡らし、火災時にフラッシュバックするまでに500人もの観光客が逃げられる避難路やEVの設置が必要なことを説明。
 石垣部会の赤羽さんは名古屋城石垣の歴史的価値を説明したのち、現在の石垣の危機的状況とその保存、修復にむけてどのような検討がされているか説明。そのうえで「歴史の証拠としての本質的価値の保全が最優先であり、天守台石垣の保存と、堀・土塁・石垣の復元を優先すべきと訴えました。
会場からも活発な質疑21106576_1911182242539385_1851536_2
一ヶ月もないお知らせ期間でしたが、会場には70名の市民が参加。記者も5人が取材にきました。
参加者のなかには建築関係者も多く、「現天守も構造計算は当時の最新知識で作られたもの」「木造は接合点構造となり、木造のほうが強いというのは本当か」「ハイテク木造は外材をたくさん使用することになる」などの意見が相次ぎ、「これで文化庁が国宝名古屋城の復元と認めるか」と指摘されました。
初めての市民シンポ
シンポに先立ち24日名古屋市議会で「名古屋城の石垣及び天守の保存を求める請願」の審査が行われました。しかし、議会は「すでに議論済み」と賛成多数で審議を打ち切りました。
しかし会場からは「タウンミーティングでは聞けなかったこと、初めて聞くことばかり」「市民の寄付で再建されたことも知らなかった」「EVがはずかしいなどというのは小学生並みの発想」などの声が相次ぎました。
市のアンケートでは「寸分たがわぬ国宝名古屋城」とされており、詳しい説明は全くされていません。新聞でも報道されないため、参加した市民は「初めてのこと」ばかりです。このシンポは市民に実態を知らせていくスタートとなりました。

2017年5月 2日 (火)

名古屋市長選挙の結果について

18_2 4月23日に行われた名古屋市長選挙では残念ながら、革新市政の会が支援した岩城さんが勝利できず、河村市政の継続を許す結果となりました。
愛労連は名古屋城天守閣の木造化、巨大な国際展示場などハコ物優先で、保育園の民営化拡大や非正規労働者・年金者などの高すぎる国保料など市民犠牲の河村市政と今後も断固たたかいます。

2017年4月20日 (木)

河村城「指示書」公開

名古屋の河村市長が市民経済局長にあてた「指示書」(H27。8.24)が公開されました。
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河村市長は「図面があるので寸分違わぬ名古屋城ができる。」「100年で国宝にしよまい」と言っています。
いっぽう、指示書では当局に対し「9月議会までに法的・技術的課題をクリアすること」と指示しています。
入札を受けた竹中工務店は果たしてこの両方をクリアできるのでしょうか。すでにこの9月議会は過ぎています。
本件の全責任は私がとる」とありますが、建築基準法をクリアできるのか、寸分たがわぬ復元ができなかった場合どういう責任をとるのでしょう?10億円は誰が払うことになるのでしょう?

2017年4月16日 (日)

「思い付き」が「思い込み」に河村市政の無理

河村市長は「図面があるので寸分違わぬ名古屋城ができる。」「100年で国宝にしよまい」と言っているが、名古屋市の発注条件には「建築基準法による認定を条件とする」と書いてあります。また、消防法、名古屋市火災予防条例に適合も求められています。竹中工務店の図面にはエレベーターも避難階段もあります。
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彼のいう「金城温古録」にも「昭和実測図」にも 内部構造図面はありません。
http://d.hatena.ne.jp/ichi-nagoyajin/20170409
再建するためには内部構造図が必要ですが、それはありません。当時は内部構造を解析調査するような時間も機材も無かったからです。
アマチンさんは15日の街頭宣伝で「思い付きは思い上がりになり、思い込みになる。どこかに無理がでる」と指摘しました。

2017年4月13日 (木)

名古屋市長選大宣伝行動

一気に追いつき追い越せ!
岩城正光大街頭演説
15日(土)午後1時 栄オアシス
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16日は全区でスーパー宣伝
お近くのお店に買い物、宣伝にも参加ください
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