トヨタ車体精工に団交申し入れ
労災中に採用拒否されたK君の所属する労働組合(JMIU愛知地本)が2日、トヨタ車体精工(TSK)に団体交渉の申し入れを行いました。
TSKは以前の要請書を「当社は受領すべき立場にない」と郵便で送り返してきました。(9月21日記事)
しかし、先日の愛知労働局との話し合いで労働局は「偽装請負中の労災は発注元(TSK)にも責任がある」とし採用面接の機会を与えなかったことについても「労働能力に関係のない事由での選考は問題」とTSKの責任となることをはっきり示しました。
TSKは「人選は大起(派遣会社)が決めたこと」と言っていますが、TSKの文書と大起の文書(クリック)は同時に配布されています。8月21日に大起が説明した会場にはTSKの役員が同席しています。「同席の事実だけでも責任は免れない」とされました。偽装請負そのものをTSKが承知していたことにくわえ、大起が消費税を払わずに破産していたとなるとTSKの社会的責任は免れません。
TSKはK君に対しての労災責任がある以上、労働組合との団体交渉に誠実に応じる義務があります(労働組合法)。組合は上記文書を内容証明でTSKに送付しました。
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