オーッあぶない
愛労連の事務所の隣で家屋の解体が行われています。そこには親方とおぼしきショベルカーの運転手の他には外国人が3人。
ショベルカーがバリバリと家をつぶしていく周りで廃材を運んだり、仕分けたりしています。見ると毛糸の帽子に軍手、地下足袋。ショベルカーには「回転半径内新入禁止」と書いてありますが、そんなことはお構いなし。グルグルまわり、上下するショベルカーの下での作業。ショベルカーが基礎のコンクリートを割ると破片が飛んで労働者がよける。見ている方が「オーッ」と声がでる場面も。
その内には、ショベルカーの歯に労働者を乗せて、高いところのフェンスを外す作業を始めました。いのち綱など当然ありません。「とび職」さながらですが、ひとつ間違えばたいへんな危険作業です。
作業現場には多くの派遣社員がいますが、危ないところには外国人が使われています。「労災」とか「労働安全衛生」などとは無関係に働かされています。いくら安上がりと言ってもヘルメットに安全靴くらい支給してあげねば。
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