機械が勝手に
「プレス機械が止まったので点検していたら、いきなり動きだして挟まれ死亡」
まだ働きはじめて1年もたたない労働者です。即死でした。
空気や油圧をかけてプレスや荷物を押し上げる機械は電気のスイッチをオフにしただけでは圧力が抜けません。引っかかっているものを外した瞬間にバタンと落ちてくることがあります。この場合は、別の方法で機械が動かないようにしておいたうえで、圧力をぬくという手順が必要です。
事業主には①この手順をつくってあったか、②1年未満の労働者にこの手順を教育してあったか、③日常的にこの手順が守られるよう指導していたかが問われます。
これが全て守られていなかったのが志賀原発の臨界事故でした。報道によれば志賀原発はこの手順書すらつくられていなかったといいます。
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