トヨタ操業停止で
中越沖地震でピストンリングの部品工場が被災したため、トヨタが操業停止に追い込まれました。トヨタに続いてデンソー、アイシンなどのトヨタグループも操業を停止しました。部品を納入できないからです。影響はさらに広がりそうです。
以前もスプリング工場の水害や新日鐵の爆発事故で操業が停止したことがありました。ジャストインタイムで極限までコスト削減をした結果です。それでもこれを見直さないのはリスクをすべて他に転嫁できるからです。
一番被害を受けるのは日給や時給で働く期間工や派遣労働者、外国人実習生です。社員は休暇の調整がされるのでしょうが、期間工などは文字どおりタダ(無給)の休みにされかねません。契約範囲内であれば60%以上の休業補償を会社に要求することができます。しかし下請けも4次、5次ともなると元々赤字企業が多く、要求するにも厳しいものがあります。
ジャストインタイムを強要しているトヨタこそ契約違反であり、下請け企業に休業補償をすべきです。
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