休業中の解雇
8月は解雇や退職の相談が多くありました。なかでも休業中の方からの相談は深刻です。
「5月に病気で入院した。6月2日に退院したが会社は6月1日付けで解雇してきた。生活が困り生活保護の申請をした」>解雇を撤回させ、休業補償の手続きが必要です。
「仕事でケガをした。休業加療中だが治りが遅い。会社に迷惑をかけるので退職したほうが良いか」>労災治療中の解雇は違反。労災保険を使えるので会社に迷惑などと考える必要はない。
「5月からうつ病で休業療養中。7月末に更新の手続きで診断書を提出したら就業規則により解雇と予告された。」>健保の療養給付がある期間は雇用を継続させる。
「契約社員でいまうつ状態で休職。会社は9月の契約更新はしないと言っている。」>契約社員でも1年以上働いており常用労働者と同じで簡単に解雇はできない。
「辞める」という前に相談することが大事です。「辞める」と言ってしまった後でもあきらめないで、できるだけ早く相談することが解決しやすくなります。
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