ブラジル人派遣労働者が勝訴
トヨタ系の下請け企業ティムス(TIMS)で不当解雇 (労働相談110番07/10/16)で紹介した日系ブラジル人の仮処分裁判で4月24日、名古屋地裁は「解雇は無効、賃金を支払え」との決定を出しました。
裁判所は会社が解雇の理由としてきたすべてを「採用できない」として退けたうえで、解雇は「組合を嫌悪し、その活動を妨害するもの」として認定しました。
組合では連休明けの5月7日にTIMS本社前で判決内容を労働者にしらせる宣伝行動を行います。
この会社では日系ブラジル人が労災で死亡しましたが、会社が厚生年金に加入させていなかったため、厚生年金の遺族年金を受け取ることができず、別にも裁判をおこなっています。この事故を機に、社会保険に入りたいと要求しましたが、会社が認めないため労働組合を結成したところ、会社は役員を解雇してきました。
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