イタリア村
先月破産したイタリア村で解雇されたイタリア人たちを励ますつどいが名古屋港の全港湾会館で開催されました。つどいには全港湾、港地区労など労働組合の仲間や新聞で知った市民など100人が参加しました。
イタリア村の解雇は20人ほどの外国人を含む300人もの大量解雇で、愛知県内でもこの10年間に一件あったかないかという大規模なものです。またこの事業は名古屋市・愛知県が主たる責任をもち、民間企業を使ったPFI事業として行われたもので、その責任は免れません。
全港湾名古屋支部の田中委員長によれば一番の問題は(株)イタリア村が悪質な業者だということです。親会社のセラヴィリゾートは三重県とセントレアを結ぶ海上交通でも無責任な撤退で問題になっています。PFIでイタリア村の業者選定で1社しか応募がなかったのに、万博開催に間に合わせるためにこの業者を選んだようです。イタリア村から献金をもらっていた直江県議(自民)ほか、公明、民主の議員の責任が重大です。
つどいではイタリア人のほかルーマニア、ポーランドの3カ国の組合員が参加。イタリア人シェフのつくったパスタやワインを楽しみながら、イタリア音楽でとても盛り上がりました。「video0001.3gp」をダウンロード
港の仲間も「港はひとつ」の合唱でこれにこたえました。
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