2月の相談は230件!
昨年1780件と前年比150%に増えた労働相談は、さらに派遣切りで激増を続けている。2月は28日しかなかったが相談件数は230件をこえている見込み。年率にすると2760件となる〝瞬間風速〟〝暴風〟になっている。相談の内容は解雇・雇い止めが多いため、労働相談員は連日のように面談・団体交渉に明け暮れている。
昨秋からのトヨタの期間工・派遣切りがマスコミの注目をあびたが、年明けからはこれに電機の派遣切りが〝参入〟してきている。相談でもSONYやパナソニック、東芝などの名前がよく聞かれるようになってきた。
悪質な会社も少なくない。駅に宅配受け取りもできるコインロッカーを設置するP(本社東京)は名古屋営業所の○さんを解雇。○さんは労働審判、地裁提訴で勝訴、3月には判決が確定した。判決は社員の地位を認め賃金・一時金、慰謝料、訴訟費用の支払いを命じた。しかし会社は名古屋営業所を閉鎖、○さんには全く支払う態度を示していない。
こんな不正のやり得を見逃すことはできない。全労連にも協力をお願いした。
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