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2009年5月15日 (金)

失業して国保料が払えない

非常勤講師からの相談

昨年末で派遣を切られ、4月から非常勤講師の仕事をしているが、病気で欠勤。勤め先からは診断書を出すように言われたが、、、

前の派遣会社から医療保険打ち切りの通知がきたのは一ヶ月半後。その後、健康保険の手続きをせずそのままにしておいたので保険証がない。そこで区役所にいったところ3ヶ月分の保険料をまとめて払うよう請求されましたが、とても払える金額ではありません。

社会保険料は本人が半額負担ですが、国保料は全額です。また保険料は前年度の所得で計算されるため、退職後はとてもたいへんです。といって払わないでいるとまとめてはらうのはとてもたいへんです

そのため失業やリストラなどで大幅な減収見込みとなった場合には保険料の減免制度があります。名古屋市では「平成20年中の所得が1,000万円以下の世帯で、今年の見込所得が264万円以下、かつ平成20年中の所得の8/10以下に減少した世帯」に「申請月以降の世帯の所得割額の3割から7割」が減免されます。

この場合「申請月以降」ですから、クビになったらすぐに申請することが必要です。「お金もないし、病気になってからでいいや」と思っていると後でたいへんです。

まず減免を申請しておいて、お金のことはそれからでも良いのです。

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