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2009年6月29日 (月)

住民基本台帳に載らない外国人は

090626_2 26日、参院法務委員会で入管法改正に関わる、住民台帳法改定について参考人質疑がありました。参考人として豊田市の鈴木市長が呼ばれ、難民認定やその他の理由で在留資格を失ったり、保留された外国人とその家族への住民サービスについて質問されました。

岡崎市など西三河の各市で日系外国人が「帰国支援金の申請をしなければ生活保護を打ち切る」とされたことについて、鈴木市長は「生活保護を取り上げる姿勢は理解できない」と答えました。

また「改正」で住民基本台帳に載らない外国人が「その地に住んでいるにも関わらず、医療や介護、年金や生活保護、就学などのサービスが受けられなくなる」と懸念を示しました。

今回の「改正」では外国人の住民登録台帳がが在留登録台帳に変えられます。これまで住民としての実績があれば自治体が措置していたものを入管に収容することになり、大きな問題があります。

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2009年6月25日 (木)

日総工産のデタラメ労務管理

090626 本日、労働会館で派遣切り交流会が開催された(革新愛知主催)。派遣村実行委員会や中村区のおにぎりの会などの支援団体や派遣切りされた青年など50名が参加した。その中に派遣会社を解雇された正社員や有期雇用の青年も参加した。

製造業への派遣では全国2位の日総工産の青年たち30名が解雇撤回を求めて労働組合(愛労連ローカルユニオン日総工産労働組合)をつくった。その青年が派遣会社のデタラメな労務管理を報告した。

30人のうち約半分が準社員やパートなど有期雇用で、中には派遣社員でありながら、仕事内容をよく知っているということから労務管理を任されていたものもいる。3年から11年の勤続で「もうすぐ正社員にする」と言われていた人もいきなり「更新しない」と言われた。正社員もろくな説明もなしに「希望退職に応じなければ整理解雇」と言われた。

残業代の未払いはすさまじい。担当者は一人で3~4社、50人くらいの派遣社員を担当。3~4社と言っても半導体工場などは24時間365日稼働している。派遣社員の病気や欠勤、寮でのトラブル,職場のトラブルなど全て対応しなければならない。会社から渡されたケイタイは「24時間、いついかなる時もでなければならない」。ここでは電話があったら30分以内に現場に駆けつけることになっている人もいる。

トヨタの連続2交代は深夜2時頃に終わる。寮に帰って電灯がつかないと言って連絡。その夜に行かなかったら、翌日会社の方にクレームが入った。晩酌も旅行もできない。17人の不払い残業は合計で5億円弱になる。

これまで6回の団交を行った。会社はこの事実を追求され、当初話し合いに応じるところまで追い込んだが、途中から弁護士にかわり「要求には一切応じない」と態度を一転。組合は先日、新横浜の本社にまで行って宣伝と要請を行ったが、会社は一切話し合いに応じない。

組合員は「派遣切りされた労働者からは『おまえ達が切った』言われるが、派遣会社の実態を明らかにすることで、派遣切りされた労働者と連帯したい」と話している。

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2009年6月19日 (金)

これは恐喝

ある学習塾の講師です(K個別指導塾)。募集案内と全然違うので、給与明細を出して欲しいというと「そんなものはない!」と怒鳴られる。その上「アルバイトに格下げする」とも言われ・・・途中で泣き出し。

相談員のアドバイスで会社に「やめたい」と言ったところ、怒号のような電話が。夜にも何度もかかってきて、相談者はほとんど病気になりそうでした。

「tuwa1.amr」をダウンロード 「tuwa2.amr」をダウンロード

聞いてもらえばわかるように、本人がやめたいと言っているのに、会社は「そんなこと知らん」「何言ってるのかっ!わかってるのかっ!」など。

サラ金の取り立てさながらの恫喝です。これで病気になったら明らかに傷害事件です。相談者が今日愛労連にきました。やっと元気になり、なんと言われてもやめることを決意できました。

これから反撃です。

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2009年6月17日 (水)

外国人、「保護打ち切り」を撤回

「さっさと帰れ」で書いた岡崎市の生活保護打ち切りが撤回されました。

鈴木議員からのメールから一部紹介します。

「みなさまにはメーリングリストで 多くのご意見をいただき 勇気づけられました。本日、本人夫婦、愛労連2名、私の5人で保護担当者と交渉し 指令書を撤回しました。したがって 保護継続です。

ただし、今回は特殊な事情があります。埼玉で仕事中に奥さんが負傷し、手術が必要だと言うこと。その労災認定の争いをするということです。<略>

結論として 保護が継続を決めたのは

○ご夫婦とも日本語教室に通い仕事も熱心に探している。○帰国したいときに支援金制度がなくても保護からは帰国費用はでないがそれまでは保護を継続する。○労災が認定されてお金がおりたら 保護のお金を返還してもらう。○指令書は取り消す、取り下げる。

というものでした。

奥さんが 帰りがけに ありがとう と号泣をされました。

しかし、私はそれよりもうそをついて日本に連れてきて、労災さえ認めず、たらいまわしにしたこと。そのうえ あっさりくびをきりアパートから追い出したことを同じ日本人が行ったことに申し訳ない思いでいっぱいです。

本来は企業が 保障すべき 帰国支援、生活保護、就労支援、住居確保です。非情な企業のやり方は 日本の恥だと改めて思いました。

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2009年6月13日 (土)

「さっさと帰れ」

岡崎・知立・豊橋で派遣村を開催してきましたが、中でも申告なのが日系の外国人でした。豊橋会場ではおよそ半分が日系のペルー、ブラジル人でした。これまで低賃金で人手不足の中小企業を支え、税金も払ってきました。

これを使い捨てのようにして「さっさと帰れ」と追い返すのが帰国支援金です。3月の岡崎派遣村相談会で保護されたブラジル人から岡崎市役所で「帰国支援金を申請しないなら保護を打ち切る」と言われたという情報が入りました。

関係者が何人か調べた結果、そういう対応をしていることが明らかになりました。人権問題として問題にしていこうとしていた矢先、昨夜のNHK番組でも確認されました。

「本日12日、NHKテレビにて岡崎市役所は生活保護を打ち切って、帰国支援金を受け取って帰国するよう指導していることを認める。※PM835頃。」

帰国支援金については「都合のいいときだけ使って使い捨て」批判があり、政府は「日系人就労準備研修事業」として、日本語研修を始めたばかりです。岡崎会場もすぐに希望者いっぱいで締め切りました。岡崎市の対応は外国人には不服申し立てのできないことを承知で、外国人を足蹴にして追い返すものです。絶対に許せません。

岡崎市の保護担当の中には警察出身者もいると言われており、強圧的な態度をとられる方がそうではないかと言われています。

今後日本語研修は知立、刈谷、西尾、碧南、名古屋(南区と鶴舞)、小牧、犬山などで開催されます。日本語研修をいっぱいにして岡崎市のような不当な対応を撤回させましょう。

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2009年6月 8日 (月)

イジメ・パワハラは犯罪

「フリーペーパーで見つけた学習塾の講師にいったが、書いてあることと全然違うのでやめたいがやめさせてくれない」

「やめると言えばいい」と言っても「やめさせてくれない」というばかりです。話を聞くと、かなり強圧的な経営者で、本人は精神的に追い詰められていました。それでも怖くてやめられず、休むこともできず出て行くのです。

一方で、やめさせるためのパワハラも毎日のようにあります。会社が勝手に決めた目標にいっていないと責め立てます。これもうつ病になっているようでした。

労働者をうつ病にまで追い込む、しかも誰の目にもわかるようなあからさまなパワハラがとても多くなっています。厚生労働省は今年4月、労災認定を行う際につかう「評価表」に職場でのひどいいじめ(いわゆる「パワハラ」)にようる心理的負荷」を追加しています。

労働者の健康、しかも人生まで変えてしまうようなパワハラは労災は当然であり、「傷害」とすらいえる犯罪です。

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2009年6月 5日 (金)

派遣切りやめさせ直雇用実現

Photo 派遣切りされた労働者8人が労働組合に加入して労働局に指導を求めて申告。この申告を力に会社と団体交渉を行い、5月末の団交で直接雇用を勝ち取りました。

この会社は自動車部品の東海ゴム(株)とその子会社TRIメテックス。一人の青年は「派遣切り等なんでも相談」のチラシをみて北部青年ユニオンに加入。東海ゴムの青年は違法な二重派遣だったため、直接雇用になりました。

またTRIメテックスには青年ユニオン1名とJMIUの6人が交渉。合同の団交をおこないました。会社は3年10月から最大18年も派遣を受入ながら、契約期間中の中途解約や雇い止めを行っていました。社長は労働局の是正指導を受入直雇用にしました。組合員は今後も正社員化を要求してたたかいます。

同じくマツダの違法な派遣を告発していた広島県労連でも昨日、労働局が指導をおこないました。マツダではクーリング期間をおいて再派遣を行っていましたが労働局は「3年間の制限期間を実質的に超えて派遣労働者を受け入れていた」と判断しました。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009060401000981.html

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2009年6月 1日 (月)

現代のタコ部屋

 派遣村から回ってきた相談です。

 派遣元が多額の給与天引きをするので4月から派遣先と直接アルバイト契約をし、給料が5月15日にる予定であった。本人はその給料をためて現在居住している派遣会社の寮から転居予定だった。

  しかし、給料日に明細を見ると、派遣先が元派遣元企業の要求に応じて、派遣元の寮費という名目で「9万1000円」を天引きしており、受領できたのは約8万円のみ(前月までの寮費は5万6000円だった)。

 派遣元に「根拠を示せ」というと「水道光熱費」と回答し、「明細を出せ」というと「事務がいないから無理」と回答。派遣先にも苦情を申し入れても取り合わない。

 さらに、派遣元の最後の給料である3月分給与は明細上の支給額は「-3万7194円」と計上されていたところ、派遣元は上記9万1000円を搾取した上にこのマイナス3万数千円は前借りだから返せと夜中に取り立てにきた。取立がしつこく、1万円だけ支払ってしまった。

 昨日の豊橋派遣村でJMIUと話したら「ああ、岡崎のNね。しっとるよ」と、地域では有名な悪質業者。

 この派遣会社は、地方からでてきた労働者に、出てくるための旅費や給料日までの生活費として金を貸し、毎月の給料から天引き。最初の給料日はマイナス20万円だったという。借金には利息がつき、さらにいろんなものを引かれるため、夜勤までやって働いても残額は減らない。まさしく現代版タコ部屋である。

 相談者は泣き寝入りをせず、告発の準備をすることにしました。

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