権利手帳の活用を
メールでの相談が毎月50件ほど来ています。できるだけ相談内容に合わせて回答をしていますが、十分な説明ができているか、言葉足らずになっているかなとも思います。
また、法律や権利があってもそれを守る取り組みがなければ実際には使えません。とくに小さな職場では就業規則もなく、労働者も経営者自身も法律をしらないことがあります。そんなとき、ぜひ権利手帳を活用ください。「kenribook.pdf」をダウンロード
(1)知らない権利は使えない
法律で権利が決まっていても、自動的に守られる訳ではありません。「パートやバイトに有給休暇があるなんて知らなかった」という経営者も少なくありません。逆に法律違反と知ってしまうと経営者も後ろめたくなるものです。>経営者の机に権利手帳を
(2)みんなが知らなければ使えない
学んだ権利を行使しようとしても、職場の人たちが「そんなことできるはずない」と思っている間は使いにくいもの。みんなが知ってしまうと、自然に「法律はまもらなきゃ」という雰囲気ができてきます。>みんなの机に権利手帳を
(3)使わない権利は無いと同じ
サービス残業が当たり前になっていませんか。法律を知ったら、「どうしたら残業をなくすことができるか」「有給休暇をとるためには何したらいいか」仲間で話しあってみましょう。どんな立派な権利も使わなければ、やがて誰も使えなくなってしまいます。まずあなたが権利を使いましょう。
| 固定リンク
コメント