« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月26日 (金)

新社会人のための権利手帳

1001 有給休暇をとったら

「お前のような自分勝手というか我が道を行くと行った人間は今まで何人も見てきた。私はそういう人間は面倒をみないことにしている。お前みたいのがいると会社がなりたたない。」

と言われた。ワンマンな経営者で、こう言って従業員を黙らせてきたようです。文句を言う人は誰もいないそうです。

一人で権利を主張することも重要ですが、こういう時にはみんなが法律を知っていることが重要です。

4月1日から労基法の改正もあります。新しい権利手帳を職場の仲間に渡しましょう。「kenrinote.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月24日 (水)

賃金の不払いが相次ぐ

深刻な不況が続くなか、賃金の支払い遅れや不払いの相談が多くなっています。働いたのに賃金がもらえないなんてひどい話ですが、労働者も会社の状況が悪いのを知っていて、なかなかきつく言えないものが多いようにも思います。中には数ヶ月遅れてきて「今月は全くもらえない」「交通費だけは出してもらったので会社には行っていますが、生活が苦しい」など、相談を受ける側も苦しい受け答えになりがちです。

 しかし賃金の支払いも銀行の利息や仕入れ代金の支払いと同じく、払わなければ不渡りと同じです。すでに倒産状態であると認識する必要があります。ここできちんと手をうたなければ、会社の再建はできません。従業員ばかりに負担を押しつけるのでなく、苦しいときほど従業員と話しあうことが必要ではないでしょうか。

 

これができるのが労働組合です。一人で悩まないで、労働組合をつくって会社も暮らしも守りましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月11日 (木)

配転か退職勧奨か

人事異動のシーズンで配置転換についての相談が多くなっています。なかには8回も面接で退職勧奨された方もいます。労働組合がない場合には転勤の手当についても文句が言えなくて・・・Kubi

昨年の3月末に突然上司から「配転」。理由は「上層部から言われた」だけ。契約内容には、「会社が必要と判断した時には配転を命じる時がある」とありますが、今回のような配転は正当性が有るのでしょうか。

 私は○○市の分譲マンション(住宅ローン有)で妻(パート勤め)と2人暮らししています。4月から単身転勤により発生する自己負担額(min3万5千円)が現在の給与額(手取り25万円程度)からみて負担が大きく悩んでおります。今の不況からすれば我慢する範囲内なのでしょうか?会社の命令を拒めば解雇になりますから。

労働条件の一方的な引き下げは違法ですが、手当の額となると単純に違法とはなりません。配置転換だけでは不利益を証明するのが難しいことがあります。しかし会社は配置転換をする場合に、なんでも言い訳ではなく、会社の必要性と従業員の利益・不利益を比較して行う事が求められます。裁判では「共稼ぎに対する配転命令については、家庭生活への影響とのバランスを考慮した上で配転命令が有効とされている例が多い」ようです。

裁判まで行かなくても労働局の「個別労使紛争」に相談し、会社への「助言」と話し合いの「あっせん」をお願いすることができます。労働局から上記の内容を説明してもらうと、少しは圧力になります。

8回も退職勧奨の面接をされた方は、組合に加入してたたかうことにしました。家族があるから泣き寝入りはできません。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月 2日 (火)

解雇してくれない

「賃金の一部不払いが3カ月続いています。今月は全額不払いです。会社は株式会社B、名古屋市中区錦、電話番号は052-211-****。社長は***子です。従業員は35名です。ほとんどの従業員が未払いです。私は今解雇してもらおうと思っていますが解雇に応じてくれません。退職届を提出しろと言われています。」0111

解雇と自己都合退職では失業保険の給付日数に大きな違いがあります。やめるつもりなら(頑張って?)解雇されなくては損です。

退職勧奨などやむを得ない事情で辞表を出させられた場合には、ハローワークで事情を説明すれば給付制限は外してもらえますが、会社が「自己都合だ」というと給付日数を会社都合にすることは難しくなります。辞表を出さないことが肝心です。

倒産した場合には6ヶ月までは国による不払い賃金の立て替え払い制度が使えますがクビを切っただけで会社が生き残れば立て替え払いは使えません。

まず労基署に賃金不払いで「申告」することが必要です。

倒産しそうな場合には、「労働債権の先取り」が必要です。この場合は時間とのたたかいになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »