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2010年7月26日 (月)

退職は2週間前に

先週は全労連大会、愛労連大会と続いたため、相談のメールがたまってしまいました。スミマセン。

Aさんから「会社をやめたい」

「もう次の会社は面接に受かっていて7月20日に辞めたいといった。7月末が締めなのでそこまでといったら制約違反といわれ8月末までひきつぎがくるまで私がいいとゆうまでといわれそれより早い場合は1か月分の給料はなしといわれた」

「このまま次がみつかって今月やめると1か月の給料はなしになってしまう。次の会社はなるべく早くきてほしいといわれている。私は早く辞めたいのですがどうしたらいいでしょうか?」

Aさんへ

 使用者には労基法・労働契約法で解雇の制限がありますが、労働者からの退職申し出についての規制はありません。

この場合は民法が適用され、労働者が退職を申し出て2週間経過すると会社の承諾がなくても、退職の効力が発生します。

「退職の申し出は1ヶ月以上前にしなければならない」などと就業規則に定めてあっても関係ありません。

退職したいと申し出た日から2週間たっていればなんの問題もありませんが、確実にするため退職届けに日付を入れてコピーをとって提出してください。賃金が払われなければ後で請求することができます。

重大な契約違反があった場合には即日退職もできます。

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