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2010年9月22日 (水)

賠償額の予定は禁止

Bakkin

「バイトで試用期間が一ヶ月とあり、一ヶ月内で辞めると罰金五千円と誓約書に書いてありました。」という相談です。

労基法第16では「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」とあります。

この方の契約書には「辞退をする場合、その期間中の経費等として一律5千円を給料から差し引くこととする」と書いてありますから明らかに「賠償額を予定」しています。

労基法第16条は、現実に徴収したときに成立するのではなく、使用者がそのような契約をした時に成立します。

契約書をたてに「罰金だ」と言われたら「この契約書を労基署に持っていけば6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金ですよ」と教えてあげましょう。

ただし、16条はあらかじめ賠償額を決めることを禁じているのであり、現実に多大な損害を与えた場合には、損害賠償を求められることがあります。

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2010年9月15日 (水)

JAL撤退で

県営名古屋空港からJALの撤退が問題になっています。地元では自 衛隊の基地機能強化や米軍の利用が増えるのではないかと心配がひろがっています。福岡便については静岡県に本社をおくFDAが引き継ぐ意志を表明していますが、その他についてはまだ決まっていないようです。

そんななか、JAL関係者から労働相談がありました。JALの乗務員は飛行機に乗って行ってしまうのでしょうが、空港で働いている労働者や関連会社の労働者のなかには飛んでいけない方も多いようです。

0132_2 まともな労働組合があれば交渉がされると思いますが、組合のない職場では途方にくれているかもしれません。困っている方がいましたら、ぜひ労働相談110に相談ください。

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2010年9月 3日 (金)

イジメ・パワハラ相談

Mail68

最近の労働相談は月100件程度ですが、そのうちメールでの相談が約1/3を占めています。メールでの相談は夜でもできるせいか、セクハラ、イジメで、しかもパワハラによるうつ病などの精神的ダメージを受けた方からの相談が少なくありません。これ以外にも退職勧奨や解雇に至る相談のなかにもパワハラをうけたものが含まれています。

パワハラ多いのは30代の方からです。また全体では90名中50人が正社員からの相談ですが、パワハラについてはパートや契約社員が相対的に多くなっています。

なかなか就職もできず、できても職場になじめずいじめられる青年の姿が目に浮かんできます。

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