« JAL撤退で | トップページ | 就業規則は金庫の中 »

2010年9月22日 (水)

賠償額の予定は禁止

Bakkin

「バイトで試用期間が一ヶ月とあり、一ヶ月内で辞めると罰金五千円と誓約書に書いてありました。」という相談です。

労基法第16では「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」とあります。

この方の契約書には「辞退をする場合、その期間中の経費等として一律5千円を給料から差し引くこととする」と書いてありますから明らかに「賠償額を予定」しています。

労基法第16条は、現実に徴収したときに成立するのではなく、使用者がそのような契約をした時に成立します。

契約書をたてに「罰金だ」と言われたら「この契約書を労基署に持っていけば6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金ですよ」と教えてあげましょう。

ただし、16条はあらかじめ賠償額を決めることを禁じているのであり、現実に多大な損害を与えた場合には、損害賠償を求められることがあります。

|

« JAL撤退で | トップページ | 就業規則は金庫の中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 賠償額の予定は禁止:

« JAL撤退で | トップページ | 就業規則は金庫の中 »