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2011年4月30日 (土)

解雇を自己都合にされないために

今月に入って雇い止めや退職勧奨がめだちます。0117 そのなかには解雇を争わないにしても「会社都合にしてくれない」という相談があります。

「パート扱いにしてほしい」と言われ・・・後日パートならば経済的に退職せざるおえないことを伝え、退職理由を、労働条件不利益変更のためやむなく退職するので、会社都合にしてほしいと伝えた所、「それは貴方の徳することで私の損することなので出来ない」と言われました。

これなどはどう考えても事業主都合ですので、退職届けにパートになれといわれたので辞めると書いておけばいいと思います。

それでも経営者が離職票に本人都合と書いてしまう場合があります。離職票の本人同意欄には同意しないとしてしてください。

ハローワークに退職理由に対して異議申し立てを出したとしても、勧告のみであくまでも使用者に判断がゆだねられると聞きましたが、異議申し立てしても本人都合とされた場合は、どうしたらいいのですか?

ハローワークは会社に問い合わせをしますが、「解雇だとあとで就職に不利になるから自己都合にしなさい」と言われて「一身上の都合」などと書いた退職届けが出されていると不利になります。逆に退職勧奨や労働条件引き下げを押し付けた資料があると有利です。やり取りを書いたコピーなどをとっておくことをお勧めします。

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2011年4月18日 (月)

部下は上司を選べない

最近パワハラの相談が多くきています。

この十年くらいに(特に小泉内閣以後加速)自己責任と成果主義が強化され、そのなかで無能な管理職が増えています。
http://rodo110.cocolog-nifty.com/airoren/2010/12/post-8243.html

http://rodo110.cocolog-nifty.com/airoren/2010/09/post-b9a5.html
管理職に求められるのが部下それぞれの能力にあった仕事量の配分や教育・育成です。さらに、同じ給料を払うのだったら気分よく一生懸命働いてくれる雰囲気つくりです。管理職としての最低限の資質です。0130

成果だけを数字化して評価するならアルバイトでもできます。ただ怒鳴るだけの管理職こそ会社の経費のムダです。しかも時給も高い!部下は上司を選べないのでサイアクです。

一方、あいさつでみんなの気分が良くなるなんて、毎日やってもタダですからね。

そこで対処法ですが
本屋さんにいくと
「部下のやる気を引き出す法」などのマニュアル本が並んでいます。
まじめな管理職であれば悩んで、こういう本をよんでいます。
いろいろありますがそれだけ、無能な管理職がいるということです。
ぜひ、読んで、あなたの管理職がどれほど無能か確信をもってください。
本当の原因がわかれば、対処法も見えてきます。

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2011年4月11日 (月)

賃金未払いの注意点

3月は年度末でもあり、労働相談が多くなりました。なかでも昨年末くらいか0114 らの未払い賃金を引きずっている相談が多かったように思います。小さな事業所では経営状況も見えますし、今日の雇用状況をみてガマンされている方も少なくないと思います。しかし、知らなかったではすまない大きな注意点があります。

倒産時から6ヶ月前まで

会社が倒産した場合には国による立替払い(賃確法)が使えます。しかしこれは6ヶ月分ではありません。未払いを待っているうちに6ヶ月を過ぎた分は対象になりません。また、分割や遅れてもらう場合には古いものから埋めていくことが大切です。

税金・社会保険料の二重取りも

給料から天引きされているのに、会社が納めていないことがあります。ひどいときには2年間未納のことがありました。倒産した場合、賃金など労働債権には優先権がありますが、国はわずかばかりの会社の資産から「未納の税金の方が優先だ」と持って行ってしまいます。労働者はすでに払ったにも関わらず、労働者のための債権からまた取っていきます。社会保険料未納を放置してきた国にも責任があります。これは断固主張する必要があります。

賃金未払いはためらわず申告を

お世話になった会社でも、賃金を払ってくれない場合はきちんと手続きをしましょう。左の「お役立ち資料」を使って「申告」しましょう。

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