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2011年6月29日 (水)

三菱電機派遣切り裁判、株主総会で

238 2年半にわたって闘われている三菱電機派遣切り裁判が7月4日に結審を迎える。今日、6月29日には東京本社で行われる株主総会にむけて、「勝たせる会」が宣伝行動を行っている。

一行は昨夜名古屋を出発し、今朝8時から東京駅丸の内側で宣伝を行い、三菱電機の違法派遣の実態を株主に訴える。この行動には愛労連、全国一般愛知地本のほか、全労連、全国一般中央本部も参加した。

裁判では3名の原告青年が証人尋問にたち三菱電機が「請負時代にやりたい放題の違法や資材調達と同じレベルで派遣社員を雇用してきた」ことを明らかにしました。三菱電機では「社員と請負社員は混在し、三菱電機からの指示で働いていたことが明らか」になっています。

一人娘を抱えて生活するTさんは解雇を告げられたとき「もうこれで、普通の生活はできないと思い自殺も考えた」と涙ながらに証言しました。違法な偽装請負・派遣を続け、事態が発覚すると派遣切りをした三菱電機に雇用責任を取らせることが必要です。

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2011年6月20日 (月)

パチンコのコロナ(本社小牧市)が被災地で大量解雇

Hata110620 仙台市内のパチンコ・娯楽施設で働いていたアルバイト568人が解雇された。本社はパチンコの本場、愛知県にあるコロナ(小牧市)で、全国に娯楽施設を展開しており、今秋には市内に別の施設を営業するという。

仙台の正社員はわずか30人程度で、バイトと言ってもフルタイムで働く人が多い。震災後、社員は「解散だ」「自宅待機だ」とバラバラな指示。その後一ヶ月もたってから「解雇予告手当除外申請が受理された」と通告。

バイト達は当時加入していたZ組合をやめ、全労連宮城一般に相談。107名で組合を結成し、不払い賃金の支払い、雇用の継続などを要求してたたかっている。

愛知県でも震災を理由に解雇や労働条件の一方的引き下げが増えているが、どのような事態であっても「労働者や労働組合との話合いなし」に一方的に行うのは違法である

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2011年6月16日 (木)

うつ病に追い込むパワハラは犯罪的

Mai110615 昨年度「心の病」で労災申請が認められた件数が過去最多の308件になりました。

主な内容は、嫌がらせやセクハラなど対人関係のトラブル65件▽重い病気やけが、悲惨な事故の体験48件▽仕事の失敗や過度の責任の発生44件--など。過労自殺に絡む申請は171件、支給決定は65件だった。(毎日6/15)

労働相談でもパワハラやセクハラの相談が少なくありません。なかには今年就職した娘さんが

社長から何度か食事にも誘われて「俺の愛人になれ」「俺のことが好きになれないなら辞めろ」とか言われている

というような酷いものや、辞めさせるのが目的で仕事を与えないなどの相談があります。

なかにはすでに「心の病」に追い込まれていると思われる方も少なくありません。記事にあるように業務上の言動で「心の病」に追い込んだ場合には企業の責任が問われます。ここまでくると企業犯罪です。

「心の病」は再発、重傷化しやすく、労働者にとってたいへん不幸なことです。できるだけ軽度なうちに正しい対応をしてほしいと思います。

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2011年6月10日 (金)

試用期間中の解雇

最悪の就職率をクリアして会社に入っても「試用期間」を理由に採用取り消しされた。その上自分でやめるよう退職願いを出すように言われたという。自己都合退職にして、予告手当も出さないつもりだ。

社会人になったばかりの青年になんという事をする会社だろう。「絶対退職届を出さないように」とアドバイスしておいたところ、文書で解雇予告をしてきた。試用期間であっても14日を超えれば「解雇」になる。

試用期間中は通常の解雇よりは緩くなりますが、通常の解雇理由以外には採用時に見抜けなかったり、知り得なかったなどの問題がなければなりません。

近年は競争主義と効率化ばかりが強調され、新入社員にも「即戦力」を求める会社があります。また人間関係に不慣れな青年が「協調性がない」「指示に従わない」などと見られることもあります。しかし、これが解雇に至る場合にはどういう指導や教育をしたのかも問われます。

人を育てることのできない企業には、時間のかかる創造的な仕事はできないと思います。

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