「こんな会社辞めてやる」という前に
「労働条件が約束と違う」「一方的に賃金を下げられた」「残業代をくれない」「賃金が遅れている」「人間のくず、顔をみると反吐がでるなどの暴言を言われた」・・・などなど最近「会社を辞めたい」という相談が増えたような気がします。
そんなとき私達労働組合は「職場を変えるために頑張りましょう」というのですが、そう言ってられない場合もあります。パワハラがひどくて病気になってしまう場合にはまず身を守ることが大切です。また少しでも損しない辞め方をアドバイスします。
「2時間やらないと残業と認めてくれないので、また1日3時間までしか認められないので、2時間以下と3時間以上の場合はサービス残業になってしまいます。
アホ臭くてやめてやろうと思うのですが、この場合会社都合でやめることは可能ですか? また残業代の請求は可能ですか?」
こんな場合、辞めてから残業代を請求するより、きちんと残業の記録をつくってから不払い賃金の請求をすることを勧めます。辞めてからだと労基署の心証も良くないし、調査への協力もしにくくなります。残業代を請求して退職を迫られれば間違いなく会社都合になります。労基署に申告した後ならハローワークもスムーズに認定できます。
| 固定リンク
コメント