パワハラ地獄敢闘記
名古屋北部青年ユニオンで実際にあったパワハラとのたたかいの記録が本になりました。
原田さんが職場でパワハラにあい、ユニオンと相談しながら会社との話合い、証拠の蓄積、組合との団体交渉、そして労働審判での調停にもっていった経過をリアルに紹介しています。
試用期間の一方的な延長から始まり、なんども心が折れそうになる上司からの罵倒、執拗な説教、退職勧奨にその都度どう対応していったのか、その都度の気持ちや後で振り返ったポイントを整理しています。
パワハラについての専門家の本はいくつか出ていますが、当事者が経験をまとめたものは貴重です。それぞれの事件は事情が違いますが、実際にパワハラにあっている方にとても参考になる本だと思います。
「パワハラ地獄敢闘記」
原田芳裕(北部青年ユニオン書記長)
日本評論社 1700円+税
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