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2007年7月

研修生からのメール

先の記事で書いたように、二人の女性が入管で研修変更先が認められなかった日からすでに3週間がたった。ビザが切れる日が近づいてきた。昨日、彼女たちに会ったが心配が日増しに強くなっている。

研修生のなかの男性一人は日本語も上手で、私にメールを送ってくる。0028

「KUREMATSU さん  今晩は  。先ほど私が電話をして話しますけれども。13人達は愛労連  にお願いをしましたんです。11人の事は良くなると思いますが。ただ、残りは2人が受け先も見つけられなかった。愛労連が助けてから最後まで助けてくださいお願いします。私達の思いはF製造所が良い所です。理由は先に言いました。早めにTさんに伝えて下さい。お願いします。本当にありがとうございます。お休みなさい。」

「局長  こんにちは  。昨日  お目になったのは本当にありがとうございました。このメールも彼女ためです。昨日のように二人の女の子の事をお願いします。残り時間は余りありませんので早めにJITCO に頼んで連休のまでに受け先を探してください。お願いします。時間が伸ばれると二人が帰国しかないです。お願いします。彼女の家族は9人の家族です。今も困るんです。結果があったらご連絡を待ちます。」

彼女は地方の貧しい漁民の出身だ。そのため家を担保にベトナムの送り出し機関への保証金4300ドルと他に仲介料3000ドルを借金してきた。これは年収の数倍になる。彼女がここで帰国させられれば、家族全員の住むところがなくなる。

先の国会で柳沢厚労相は「受け入れ先の企業等が不正行為認定を受けた場合等について、本人に何ら責任のない研修生、実習生につきましては、できる限り当初の計画通り実習ができるようにすることがのぞましい」と答弁した。

いままさに日本という国と企業の責任が問われている。

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あと2ヶ月

5月で特別活動の停止をうけた研修生達のもつビザの期限まであと2ヶ月となりました。事業協同組合を通じて新たな受け入れ先への変更手続きが進められています。

そんななか、今朝「3名が入管手続きでダメになった」と連絡が入りました。研修生(1年目)にはきびしい人数枠があります。ちょうど1年の研修をおえ、JITCOの検定も済んで、あとは実習に移るばかりのところで「受け入れ停止」を受けたため、入管は研修生として扱うためです。まず研修生としてあらたな受け入れ先への変更をして、その後実習生に変える手続きをするのが必要とのことです。

0521 「一週間でも実習に入った後だったらなんの問題もなかった」そうです。実質的にはすぐに実習に入れるのに日付が一日違うだけで、とてもややこしい手続きになります。まさに役人仕事。

いま、組合関係者とJITCOが急きょ新たな受け入れ先を見つけるため奔走しているとのことです。

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まさに単純労働

外国人研修制度は「作業・業務は、同一作業の単純・反復の繰り返しではないもの」とされています。また実習は「(研修後の)技能検定等の職種・作業に限定」されています。ところが、実習生に払われているのは愛知の最低賃金。最低賃金とは「これ以下の賃金では働かせていけない」というものですから、最賃での仕事はまさしく「単純労働」です。

雇用契約書を見ると0100

時給694円以外には祝祭日割増、ボーナス、退職金など一切無し始業8時~終業17時、年間休日116日で働いて月平均11万5千円。ここから税金・社保・雇用保険など約1.8万円、寮費2万、共益費2600円、水光熱費約1.5万円を引かれています。手取りは6.9万円。

これで食べ物を買い、日常生活をし、借金返済のための貯金もしなければなりません。

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