社長が酔っぱらって
彼女たちの訴えは
8月21日に社長が酔っぱらってFさんを呼び出しました。彼女が応じなかったため、社長が女性達の部屋に入ってきて暴れ、机やイスを壊しました。あまりのことに同室のTさんが気を失い病院に運ばれました。警察も来ましたが事情を聞くだけで帰ってしまいました。
社長はこれまでにも彼女たちを飲みに連れて行きセクハラをするのでいやがられていました。またふだんも寮のカギを持っているため、彼女たちの部屋に入って来ることが何度もありました。
彼女たちはまだ一年半の実習期間があり、ばく大な借金もあり、いま帰国させられる訳にはいきません。しかし「これでは安心して働きつづけることができない」「会社を変えてほしい」と言っています。
JITCO名古屋事務所は「それでは正常な実習活動ができる状態ではないので、組合に伝え改善してもらう」と言っていました。
受け入れ企業の中には社長がベトナムに行って女性を選んで連れてくるところもあると聞きます。JITCOや組合が誠実に対応することは当然ですが、「帰国」の言葉で「奴隷労働」のような働かせ方が次々と明らかになる「外国人研修制度」の存在そのものが問われています。
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