長勢法相を罷免せよ
愛労連は下記の要求を安倍首相に送付しました。
長勢法務大臣の罷免を要求する
報道によれば、長勢法務大臣は昨年9月、当時相談役を務めていた外国人研修生受け入れ機関(富瀋国際事業協同組合)から依頼され、名古屋入国管理局にビザ照会の便宜を図った後、50万円の献金を受けていたとされている。
長勢氏は自民党がこの制度を提案した際の検討委員であり、献金を受けた直後の昨年9月26日に、この制度を監督する法務大臣に就任している。直接法相の権限に関係する団体からの献金を受け取り、マスコミからの取材を受けるまで隠していたことは批判を免れない。
外国人研修生をめぐっては受け入れ機関や受け入れ企業による違法行為が相次いでおり、制度自体の問題点が指摘されている。不正を働いた企業の多くで「帰国させるぞ」との脅しで研修生達に不法な働かせ方を強要している。入国管理局はなんの落ち度がない研修生を「(企業に)不正があった場合にはただちに帰国させて」、事件もみ消しに手を貸してきた。今回の献金がこのような入管当局の対応姿勢と決して無関係とは思えない。
私たちは受け入れ機関・企業の不法行為に苦しむ外国人研修生の支援をしてきたが、研修生には厳しく、企業からは甘い汁を吸う法相の姿勢は断固許すことができない。ただちに罷免することを要求する。
2007年8月8日
内閣総理大臣
安倍 晋三殿
愛知県労働組合総連合
議 長 羽根 克明
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