新たな2社に要望書
残業代が600円で支払われていた会社に本日下記の要望書を提出しました。会社は今から研修生たちとの話し合いにむけて対応を検討すると思います。
F株式会社、○株式会社殿
2007年9月19日
愛知県労働組合総連合
議長 羽根克明
(連絡先)名古屋市熱田区沢下町9-7労働会館東館
Tel 052(871)5433 FAX 052(871)5618
担当:くれまつ
尾張中部地区労働組合総連合
議長 平田 茂
(連絡先)春日井市職労 TEL 0568(81)3278
要望書
貴職におかれましては諸外国の青年労働者の研修・技能実習受け入れをつうじて、国際交流に貢献されていることに敬意を表します。
さて、私どもは愛知県内、および小牧・春日井地域の労働組合でつくるローカルセンターです。私たちは地元中小企業の健全な発展をもとめて事業者の皆さまとも協力させてもらっています。中小企業の多くが外国人研修制度を活用しておりますが、昨今、各地で問題が指摘されています。適切な運用がされなければ制度の存続が危うくなってきます。
この度、貴社で技能実習をしている実習生より私どもに下記のような申し出がありました。上記のように、研修・実習制度の適切な運用を求める立場から貴社として実習生の要望を受け止め善処されるようお願いするものです。
記
実習生氏名
要望の内容
① 控除額の明細をふくめこの2年間の給与明細書をわたすこと。
② パスポート、貯金通帳と印鑑を直ちに本人にわたすこと。
③ 2年間の残業代(時間あたり600円)の不足分を全額支払うこと
④ 2年間で21日間ある有給休暇の残りを取得させること。帰国までに消化できない場合の対応策をしめすこと
以上
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